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アイテム詳細

小松 成美

角川グループパブリッシング

グループ:本

ランキング:16924

価格:¥ 2,310  定価:¥ 2,310

発売日:2009-05-25

通常4~6日以内に発送

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カスタマーレビュー

レビュー  (2010-03-03)
「misery」だったか、hideがエックス用にと思って持っていった曲をYOSHIKIがボツにした、
っていうエピソードご存知でしょうか。
能天気な曲調がアルバムDAHLIAには合わないというYOSHIKIの意向だったのですが、
当時YOSHIKIはそれを自分の意思ではなく「TOSHIがこの曲はエックスに合わないと言ってる」と
TOSHIのせいにして逃げたことに関して当時hideは激怒したって話です。

hideが怒ったのはボツにされたことではなく、YOSHIKIの意思であるにも関わらず
TOSHIのせいにして(orTOSHIに半ば強制的に言わせることで)
自分への非難をそらそうとしたことです。
「YOSHIKIの意思としてボツにするんでないなら納得がいかない、
 メンバーの曲をボツにして恨まれても最後まで自分の業として背負え」、
ってなことを当時hideは言いたかったんではないでしょうか。

TAIJIを脱退させたことをhideのせいにしているくだりを読んで
以上のエピソードがオーバーラップし、いかにもらしいな〜と思いました。

読んであまりいい気分にはなれない本ですが、
エックスファンなら読んどいていいかも。
YOSHIKIの魅力は美しさだけではなくこういう汚さにもあると思うので。

私はBOOKOFFで立ち読みしました。

印象や関心の強さが変わりました  (2009-12-30)
ファンではなかった私には知らないことばかりで読み応えがありました。
もともと良くない印象があったわけではありませんけれど、Xの素顔を垣間見ることができて今までより格段に関心が強くなりました。
内容的には少し表現が抽象的だったり、オーバーかな?と感じられるところもありましたけれど、私はそんなに気になりませんでした。
あくまでもXというより、YOSHIKIさん個人の物語として捉えたら仕方ないのかもしれませんけれど、もう少しPATAさんやHEATHさんに触れて欲しかったと思います。
でも読み終えた時にはXの凄さ、歴史、絆を感じられて温かくも切ない気持になりました。
誰にも良くない印象は抱きませんでしたし、問題も色々あったのかもしれませんけれど、それでもXにしか成しえないことを成し遂げ、その影響力、功績もまた大きかった、そう思わせてくれる一冊でした。

YOSHIKIの遺伝子  (2009-11-18)
何か、新しい世代に向けてこの本が出されたような…


決してそんな目的ぢゃないんだろうけど、むしろ今までのファンやYOSHIKI自身のために世に出された本なのに…



なんだろうか、多感な僕ら若者には計り知れない活力と精神力、そして夢を持たせてくれる。



人は進化する。



まさにYOSHIKIの遺伝子がばらまかれた瞬間だ。

YOSHIKI  (2009-11-04)
とっても、わかりやすくYOSHIKIのことが書いてあって、
読んでいても涙がでちゃうぐらいだった。

すっごく、頑張り屋さんのYOSHIKI.

YOSHIKI不在  (2009-10-15)
hideの死から入るこの作品、そして幼少時代の話しへ入り、YOSHIKIが音楽を始めた話やTOSHIとの繋がり、各メンバーとの出会い、
Xという名のバンドの結成など、時系列形式で様々な[既出]エピソードが載っていました。

しかし、後半になるにつれ1つのエピソードの話しが短くなり、
それに従い著者(小松成美さん)の創作が過分に入っているように思います。
特に顕著なのがエピソード間の繋ぎ。何かあればすぐに「死の香り」だとか「怖いものなどない」などの中二病な言葉を使って
無理やり【胸の奥に闇を抱えるYOSHIKI】というキャラをストーリーに組み込んで物語りを進めようとしている風に感じます。
(※中二病=怪我をしていないのに腕に包帯して学校 等のクール ダークを好む傾向を表すネット用語。適切な表現が思い浮かばなかったのでこの言葉で。)

有名になるにつれて無視できない大きな仕事が増え、それにまつわるYOSHIKIの心情を書いていたのでは膨大なページ数になってしまうのはわかります。
しかし、この本に関して言えば、エピソードの詰め込みすぎでYOSHIKIの心情も何も伝わってこない。喜んだ・怒った・哀しんだ・楽しんだ といった浅い事しか書いてない。
良く言えば「YOSHIKIの足跡」、悪く言えばスケジュールの箇条書きに日記を付けたようなものです。
日記ならまだ本人の直筆が良かった。Xを参考にした漫画やアニメが出たらこんな感じになるのではないかと思います。

ついでに言うと、TOSHIやHIDEはいいとしてPATAとHEATHの空気加減が半端ではありません。
「家族のような絆をもったバンド」という言葉が何度も作中に出てきますが、これではさっぱり伝わってきません。
TOSHIの脱退についても、TOSHIは数年悩んだ と書いてあるにも関わらず、その後には「TOSHIが簡単にXを切り捨てた事」と書かれています。
YOSHIKIを美化するのは勝手ですが、こうした部分でYOSHIKIがワガママなのか、それとも著者の表現ミスなのかわからない矛盾が出てきます。

YOSHIKIを主役に置くのは本の題名からしてわかりますが、YOSHIKIの事を書きたいのか、Xの事を書きたいのか。
Xのファンに向けて書きたいのか、そうでない人 もしくはそのどちらにも向けて書きたいのか。全然わかりません。

本読みとしてここまでレビューを書きましたが、もしかしたら私の独りよがりであり、
Xや著者のファンの方が手にとる分には問題ないのかもしれません。
本全体の構成で気に入らない点をズケズケ言うのは間違いなのかもしれません。こまけぇこたぁいいんだよって感じです。
ただ、それならやはり最低でも本人の直筆が良かった。感じ方が変わりますから。


物語はYOSHIKIが作り上げたものです。しかし、それの繋ぎ方やまとめ方、表現方法を考えると、私の評価は☆1です。
残念な作品というよりも、勿体ない作品でした。