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モー娘。ウォッチャーの4期生論

written by 上木憲文

  Last Updated:2002/01/15
本記事を無断で複製・転載することを禁じます。
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♪セールスパワーの問題

表立っては誰一人指摘していないようだけど、モーニング娘。は憂慮すべき問題を抱えている。最近の活躍からすると意外に思われるかもしれないが、シングルCDのセールスが落ち込んでいる。ミニモニ。後藤真希はともに2作目が半減、話題のシャッフルユニットも前年と比較すると半分近い数字である。

一昨年は9枚、昨年は16枚のシングルを発売(モー娘。が参加した全てのユニットをカウント―オフィシャルな考え方)している。個々の問題は置くとして、年間のトータル数字(一昨年はおよそ565万枚)の比較でも、昨年は16枚目の「ミニハムず」を加えて辛うじて一昨年を越えられたという程度である。(2000年12月発売の「恋愛レボリューション21」は6対4で振り分けた数字を加算)

だから4期生は失敗だった、という短絡的な議論にはならないが。

♪ファン層の拡大

浜崎あゆみがレコ大の大賞を受賞すれば、モー娘。にだってチャンスが巡ってくる。

だがレコ大の大賞は20代・30代に浸透していることが必須条件で、現在のファン層でいいのかという問題がある。10代、特に15歳以下が中心のファン層でのレコ大は難しい。それでOKならば「White Love」のSPEEDでも良かったハズだ。

4期生が新しいファンを開拓した実績は認めるが、ここにきて風当たりも強くなってきた。たとえば「ハロモニ。」における中澤裕子の5期生へのアドバイス「あんな風(辻・加護のこと)にはならないでネ」に、4期生の参加以降急速に変わっていったモー娘。に対する苛立ちを感じる。

辻・加護の世代、つまり87年組(現在中学2年生)というと、「六番目の小夜子」の鈴木杏(すずき・あん)(4月27日生まれ)、「ハート」の黒川芽以(くろかわ・めい)(5月13日生まれ)、「いのちの現場から7」「Teacups」の榎園実穂(えのきぞの・みほ)(10月4日生まれ)などがいる。

それぞれに、この世代特有の子供でも大人でもない不安定な精神状態をドラマの中で表現しているが、辻・加護には無縁のように思える。それに、榎園(146cm - 35kg)を見ても「ミニモニ。だ!」とは思わないし、黒川が「ハート」で流した涙を辻・加護が流せるとも思えない。やはり辻・加護は特異な存在なんだろう。

♪木枯らしの季節

石川梨華に対する風当たりも強い。本人は気づいていないと思うが、芸風が「女子校の文化祭」化していて、おニャン子を連想させ、それが嫌悪の対象となっているようだ。モー娘。に入って自分の性格を一番変えていったのが石川だと思うが、それが報われる保障は何もない。

上手く立ち回っている吉澤ひとみが、一番風当たりは少ないみたいだが、後藤真希との仲の良さは異常で、本来グループ内グループは認めるべきではないと思うが……後藤一派ができあがってしまった。

今年、レコ大を狙うのかどうか知らないが、昨年の実績では×だろう。一昨年ペースが最低目標だと思うが、そうなるとファン層が固定してしまった4期生には木枯らしが吹きそうだ。

レコ大を狙わず、気楽にやるという選択肢もあるとは思うが……。

(数字はオリコンの推定枚数を使用)

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