更新情報

検索する

恐るべし矢島舞美の身体能力

written by スクエアダンス

  Last Updated: 2004/11/23
本記事を無断で複製・転載することを禁じます。
copyright(c)2001-2022 Scramble-Egg Inc.

2004年11月19日放送のNHK『ポップジャム』をご覧になりましたか?
ハロー!プロジェクト(Hello! Project)メンバー全員が歌う、話題の新曲がテレビ初披露されました。

cover ALL FOR ONE & ONE FOR ALL ! (初回生産限定盤) [LIMITED EDITION] [MAXI]
H.P.オールスターズ
ソニーミュージックエンタテインメント
1,890円(税込)
CD
2004年12月1日発売

AmazonでH.P.オールスターズをサーチ

私は石川梨華の個人ファンでスタートして現在キッズDDなので、長いハロプロの歴史の知識は本やWebなどで見聞きした程度です。この曲を歌う順番が「メンバーのハロプロ加入順」だったなんて、Webの某サイトを見るまで全くわかりませんでした。

初期からのハロプロファンは、この曲にどういう印象を持たれているんでしょう? 私の感想は、年末CD独特の重厚感があって、同じ企画物の「後浦なつみ」よりもこちらの方が好きです。キッズもちゃんと、取り上げてくれていますから……。結構売れるんでは、と期待しています。

あと、歌のあとの出席点呼でわかったことですが、「ハロー!プロジェクト・キッズ (7(セブン)キッズ)」の現リーダーは、村上愛だったんですね!! 思わぬ大発見です。

さすがにこの『ポップジャム』を録画しただけでは、ハロー!プロジェクトのメンバー全員(46名)を覚えるのは難しいでしょうね。今年中(あと1ヶ月ちょっと)に46名ともしっかり覚えたいよ、という方には、とっても便利なイベントが2004年12月5日に埼玉であるのです。

スポフェスはキッズを重要視してくれる

ハロー!プロジェクトのメンバーが総出場する運動会「Hello! Project SPORTS FESTIVAL 2004 ~ニッポンのなでしこは体育と音楽です!!~」(略してスポフェス)が11月14日(愛知・豊田スタジアム)と12月5日(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で開催。入場券の値段が手ごろで入手しやすく、約6時間メンバー全員の必死な姿+ミニライブが楽しめるので、とてもおススメなイベントです(メンバー一覧表はコチラ)。

私は、11月14日の「豊田」に行ってきました。

このキッズ連載コラムで何度か取り上げていますが、昨年は東京ドーム大会(2003年11月22日)で、キッズが大活躍しました。

・『60m走 決勝』で、矢島舞美が3位(銅メダル、9秒63)、村上愛が5位(9秒95)。(優勝は辻希美・9秒60、2位は後藤真希・9秒62)

・『とび箱 選手権』で、嗣永桃子が10段を見事にクリア、11段は失敗でしたが大声援を受けました。(優勝は石川梨華と松浦亜弥・12段)

今年は『とび箱』が「さいたま」でしかないので、私の「豊田」の目的は、単純に『60m走』で「矢島か村上の優勝を生で見る」ことです。

また、スポフェスはコンサートなどと違って、キッズも含めて1人ずつ出場選手の名前を紹介してくれるところが、私のようなキッズファンにとって嬉しいのです。ハロプロ・キッズを15人とも1人ずつ別々に取り扱ってくれているという意味では、スポフェスと、書籍の「みんな大好き、チュッ!〈6〉」と、この「スクランブルエッグのキッズ連載コラム」がBIG3だと思っています(笑)。
Amazonで「みんな大好き、チュッ」をサーチ

スタジアム全体が矢島舞美を認識

豊田スタジアムに到着して、早速グッズ売り場へ直行しました(グッズ一覧はコチラ)。購入したものは、「(紙のスポフェス)パンフレット」と「ステッカーセット」と「フットサルユース生写真セット(A,Bとも)」です。生写真は15枚セット(なぜ15枚なのかは良く考えれば簡単)ですが、ビニール袋から見える一番上の写真がA,Bセットとも、矢島舞美ちゃんじゃないですか! このとき「矢島舞美はMVPいけるかも?」という直感がひらめきました。

では簡単に「豊田」の競技メモを書きます。といっても、スクエアダンスなりの、かなりキッズに偏重したメモですから、一般的にはあまり参考にならないかもしれません。

開会式

いないよ、いないよ、と思っていたら、やはり、村上愛と萩原舞が、ミュージカル「34丁目の奇跡」のリハーサルのため、欠席。が~ん。

競技1 60m走予選

注目は「第2レース」で、中澤姉さんに、美勇伝の岡田唯と、徳永千奈美、岡井千聖が挑戦する図式です。

当然、徳永千奈美の圧勝(10秒30)でした。徳永は昨年見たとき(10秒50)に比べて、トップスピードになってからの推進力が今年は上回って(リレーを含めて)好調だったので、「さいたま」でもかなり期待ができると思います。

昨年、小学校低学年組で健闘していた岡井千聖(11秒22)が、中澤姉さん(11秒19)に僅差で敗れたのは意外でした。

競技3 1500m走

昨年の覇者(6分24秒11)で、この距離が大得意(札幌市中体連8位入賞で自己ベストは5分25秒)の紺野あさ美が、絶対大本命のレースで、昨年2位(7分15秒70)のみうなも強く、どちらかといえば波乱の少ない競技といえます。

キッズからは、清水佐紀、夏焼雅、矢島舞美、岡井千聖、徳永千奈美が出場しましたが、さすがに矢島も徳永もスプリンターなので、いいところ3位(銅メダル)狙いだと思っていました。ところがスタートから、矢島舞美が飛び出して、2番手=みうな、3番手=紺野あさ美、が1000mを超えるまでずっと続く意外な展開となりました。

1200mどころで紺野がスパートして、一旦みうな・矢島をかわしましたが、1300mどころで再び矢島が紺野を抜き返して、矢島が優勝(6分19秒71)。2位は紺野(6分25秒89)、3位はみうな(6分40秒28)。矢島ちゃんのフラッグが掲揚されたこの時点で、私は矢島舞美のMVPを確信しました。

競技4 フットサルユース紅白戦

ハロプロのフットサルチーム「Gatas Brilhantes H.P.(ガッタスブリリャンチスH.P.)」のユースチームの紅白戦、といってもおなじみのメンバーですが(笑)。

スタメンは、
【チームオレンジ】が、No.2梅田えりか、NO.5徳永千奈美、No.4矢島舞美(チームキャプテン)、No.12菅谷梨沙子、No.1嗣永桃子(ゴールキーパー)
【チームブルー】が、No.8夏焼雅、No.11中島早貴、No.9石村舞波、No.3清水佐紀(チームキャプテン)、No.7須藤茉麻(ゴールキーパー)

ガッタスのユースチームについては、「ウォーカーキッズ第6号」に載っていたエッグオーディション合格・フットサル研修生の田中杏里・武藤水華を初めて生で見ましたが、この2人と、清水佐紀、夏焼雅がうまかった気がします。なお、唯一の得点は、前半2分、矢島舞美が左から持ち込んで、最後に清水をかわしてゴール。チームオレンジが勝ちました。

矢島舞美は、ガッタスのユースチーム全体のキャプテンですが、身体能力が優れているので、無理な体勢でも得点してくれるフォワード(ピヴォ)向きだと思います。昨年の『とび箱 選手権』で矢島が、9段を体制をくずしながらも身体能力の高さだけで飛んでいた印象があまりにも強いので……。

競技6 60m走決勝

矢島舞美が今年からクラウチングスタートを覚えて、予想通り完勝しました。中盤までトップ、50mあたりで昨年の覇者・辻希美に追いつかれかけるものの、またまた二の足でゴール。優勝タイムの9秒38は素晴らしい。2位は辻(9秒70)、3位は里田まい(9秒76)。

競技7 騎馬戦

正直、この競技は流して見ていたのですが、「団体戦」の第2戦・第3戦で連続して、夏焼雅(騎手)が辻希美(馬)とのコンビで、相手の大将・保田圭の旗をとる、という殊勲をやってくれました。夏焼ちゃんは、走る方はめちゃくちゃ遅いので、この騎馬戦に賭けていたんですね。立派です。

閉会式

MVPは矢島舞美です。短距離・中距離の二冠はお見事でした。私も朝早く起きて、はるばる豊田まで行ったかいがありました。夏焼雅の審査員特別賞は事前に全く予想できませんでしたが。

なお、「豊田」の公式の競技結果は、オフィシャルサイトをご覧ください。

矢島のMVPインタビュー「お父さんとかお母さんとかみんなに伝えたいです。私ががんばれたのは、みんなの応援があったからで、本当に感謝しています」

いやいや、自分をもっとほめてあげましょう。「さいたま」でV2いけるかどうかは、難関の『とび箱』にかかっているかもしれません。

あ、そうそう、矢島舞美ちゃんは、スポーツだけではなく、スーパーアイドルも目指しているんだから、そっちもしっかりがんばってね。

●関連サイト

●関連記事

本記事を無断で複製・転載することを禁じます。
copyright(c)2001-2022 Scramble-Egg Inc.