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熊井友理奈と島津亜矢の距離

written by 上木憲文

  Last Updated: 2005/12/28
本記事を無断で複製・転載することを禁じます。
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最近の出来事の中から、℃-ute、Berryz工房、モーニング娘。について、それぞれ1つを選んで書いてみたいと思います。

★矢島舞美の失言

℃-uteの矢島舞美が安倍なつみのコンサートで、「安倍なつみさんのコンサートに~」と言うべきところを、「後藤真希さんの~」と言って、大ブーイングを浴びたそうですが、幕引きは早かったようです。

「キッズは概して、安倍なつみに対する尊敬心がない!」

「盗作娘に言われたくない!」

こんな論争が続いたようですが、時期が時期ですから、薮蛇(やぶへび)になる前の早い幕引きは正解だったと思います。

ただ、個人的なことを言えば、なっち以外のハロプロメンバーが、FNS歌謡祭とさいたまスーパーアリーナで頭を下げたことは、記憶から消えていません。

キッズファンだけでなく、多くのファンも同じ思いのはずです。このボタンの掛け違いを解消しないかぎり、こうした論争は何度となく繰り返される気がします。

矢島ちゃんの名前が出たついでに、℃-uteについて触れておきます。℃-uteはBerryz工房と違って、モーニング娘。に体質が似ていますから(基本的に体育会系のノリ)、Berryz工房よりもモー娘。に近い存在と考えられます。

8月の℃-uteイベント(パシフィックへブン)で穴があくほど℃-uteメンバー7人を見たのですが、残念ながらお気に入りは見つかりませんでした。別に、三角関係を捜したわけでもないのですが。

7人が自分のポジションをきっちり守り、他人の領域を侵すこともなく、平和主義集団そのもので、それはそれでいいのですが、アイドルユニットに何を求めるのかによって、ファンは、℃-uteとBerryz工房に分かれてゆくと思われます。

℃-uteは、Berryz工房みたいな危うさというか、うさん臭さがまるで感じられない集団で、ゆで卵が好きな人向き、としか言い様がありません。まあ、熊井ファンの言うことですから……。

★FCイベント「ま-10」

パシフィックヘブンで行なわれたファンクラブイベント「ま-10」(夏焼雅・徳永千奈美・熊井友理奈)は、熊井ファンにとって興味深い内容でした。

私が参加するのですから、「熊井友理奈デー」になるのは予想できますが(夏焼・徳永ファンのみなさん、ごめんなさい)、思っていた以上に濃密な1時間でした。

熊井ちゃんのソロ、「I WISH」が聴けたとか、飼っているハムスターの写真が見られた、とかいう話は私的にはどうでもいい話で、一番のポイントは熊井ちゃんのロングトーンが聴けたことです。

ユニットのメンバーの地声って、なかなか聴けないものです。スペシャルサービスなのか、「なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?」の1フレーズ、『かなたー』の部分で、何秒間息が続くかというゲームをやってくれました。

普段ではなかなか聴けない熊井ちゃんの本当の地声、「強くて伸びのある声」が聴けました。いままで、誰も触れていないのが不思議なことですが、腹筋を使ったいい声質で、まだ発達途上ですが、鍛えればまだまだ声が出る気がします。

その声質が、誰に一番似ているのかというと、「第3回全日本ちびっこ歌謡大賞」で山本譲二の「ごめんよ」を歌って優勝した、当時小学校6年生の島津亜矢子(現、島津亜矢)です。島津ほど野太くないし、荒くはないのですが、80年代を彷彿(ほうふつ)させる、ハロプロでは珍しい声質です。

現在の熊井ちゃんが、島津みたいに演歌の機微(きび)が表現出来るとは思えませんが、その声質からすると、演歌なら「あなたのブルース」(矢吹健)、ポップスなら「レイラ」(香坂みゆき)、「六本木心中」「ラ・セゾン」(アン・ルイス)、「ボヘミアン」(葛城ユキ)、あたりは歌えそうです。

すくなくともユニットで、1フレーズ、2フレーズを歌っているだけではまったく意味をなさない声の持ち主、100%ソロ向きの声質、というのが今回のイベントの結論でした。とはいえ、つんく♂さんが熊井ちゃん向きの曲を書けるのか、という問題もありますけど。

熊井友理奈の「六本木心中」なんて、聴いてみたくないですか、きっと迫力ありますよ。

★モーニング娘。ファンの世代交代

日本テレビ系の「1億3000万人が選ぶ!ベストアーチスト2005」で、モー娘。は子供の支持率が高い、というデータが発表されていましたが、前回のコラム「モーニング娘。ファンの背中」を読まれている方は驚かなかったと思います。

それにしても、アイドルユニットでここまでファンの新陳代謝、世代交代が進むのも珍しい気がします。初期からのファンはほとんどいなくなり、5期生以降のファンが大多数になったようです。

そう考えると、結局、モーニング娘。というユニットにではなく、個々のメンバーにファンが付いていたという、当たり前のことだったことになります。

私の個人的な感触ですが、ハロプロ内では、現在ファンの流動化が起きていて、事務所も正確に把握できていない気がします。その良い例が、2006年新春コンサートの出演メンバーの分け方で、「ワンダフルハーツ」と「エルダークラブ」が同程度の人気とは、到底思えません。

それでなくてもキッズファンは、10月2日、東京厚生年金会館のBerryz工房のコンサートで、高い授業料を払っているわけですから、「ワンダフルハーツ」に殺到したはずです。

CDセールスとコンサート人気は別物、は常識ですから、新春コンサートがキッズコンサートにならなければいいのに、と心配しています。それでなくても、お行儀が悪いキッズファンが増えましたので……頑張れ、モー娘。ファン!

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