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ギャグ100回分独走した嗣永桃子を追いかけてください

written by スクエアダンス

  Last Updated: 2006/01/20
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今年(2006年)も新春恒例の、ハロー!プロジェクトのメンバーが総出演するコンサート(略してハロコン)がスタートしました。今回の特長は、若さ爆発の『ワンダフルハーツ』(モーニング娘。/美勇伝/W(ダブルユー)/Berryz工房/℃-ute)と、大人の魅力あふれる『エルダークラブ』(飯田圭織/安倍なつみ/保田圭/後藤真希/稲葉貴子/ココナッツ娘。/カントリー娘。/メロン記念日/前田有紀/松浦亜弥)が、別公演になっていることです。

私は、興味本位で『エルダークラブ』にも行きましたが、やはり肌が合わなかったですね。アダルトを克服するのには、壁がありました(笑)。そんななか、前半部に多く出ていたメロン記念日の柴田あゆみさんの歌唱力が、ますます凄くなっていて感心しまくりでした。

さて、お目当ての『ワンダフルハーツ』ですが、1月4日の東京・中野サンプラザ(3公演)を見てきました。

『ワンダフルハーツ』の公演中に発表された、ハロプロ全体のトピックス、いや違った、個人的な大きな関心事は、
(1)℃-uteのリーダーが、矢島舞美に決まった。
(2)℃-uteに、新メンバー・有原栞菜が加入した。
ことです。
この日は、有原栞菜はお披露目だけでしたので、1月28日~29日の『Hello! Project 2006 Winter ~全員集GO!~』(横浜アリーナ)で、℃-uteメンバーとして動いている「かんなちゃん」を見てから、次回のコラムで書くことにします。

「ギャグ100回……」は超人気アニメのテーマ曲

勢いが後押ししている℃-uteに比べると、今回のBerryz工房は、話題が少ないこともあって、地味な印象に映りました。メンバーの仕上がり的にも、前回コンサート(スイッチON!=2005年10月2日の石村舞波卒業コンサート)からブランクがあり、少しダイエット不足な気もしています。

そんななか、Berryz工房の9thシングル「ギャグ100回分愛してください」(2005年11月23日発売)を、やっと生で見ることができました。

この曲は、東映系お正月映画「ふたりはプリキュアマックスハート2 雪空のともだち」のテーマ曲になっています。
ふたりはプリキュア」は、このコラムの読者はご存じない方もおられると思いますが、実は、9歳以下の女の子で知らない子は100%いないとまで言われている、超人気アニメ(朝日放送、テレ朝系日曜朝8時半~)なのです。アイドルユニットとしては『Berryz工房』はかなり有名(一線級)な方ですが、9歳以下の女の子にとってみれば、「ふたりはプリキュア」の歌を歌わせてもらっているのが『Berryz工房』なの、という図式となります。

スクランブルエッグ編集部でも、新キャラクターとして九条ひかり(シャイニールミナス)が加わることになった「プリキュアkids新メンバーオーディション」の募集要項が大変なアクセス数となりました。2005年2月13日に銀座・東映本社に、このオーディションの取材をしています

ところで、今回の『ワンダフルハーツ』で、初めて「ギャグ100回分愛してください」の曲を知った親子連れなら、おそらく『あの子ばっかり、歌ってるね』と思ったことでしょう。

その子の名前は、嗣永桃子です。

嗣永桃子の迫力に圧倒された

新曲「ギャグ100回分愛してください」は、Berryz工房にとっては、あの感動の「石村舞波卒業」後、7人に減員となってからの最初のシングルなので、リードボーカルが誰になるのか注目でした。

8人時代のBerryz工房は、3rdシングル「ピリリと行こう!」を除いて、主に4人で交代のボーカル制をとっていて、本コラム「大っきい子がいますね、須藤茉麻さん」では、私は「1stグループ」(菅谷梨沙子、嗣永桃子、夏焼雅、熊井友理奈)と「2ndグループ」(清水佐紀、須藤茉麻、石村舞波、徳永千奈美)と名づけています。

話題のアニメ映画のテーマ曲なわけですから、根っからのアニメ声の嗣永桃子と徳永千奈美が前面に出ることは、容易に想像できますが、果たしてどうでしょう?

こんなとき、生でなかなか見れない場合は、PV(シングルV)を見るのが一番です。

cover シングルV「ギャグ100回分愛してください」(9thシングル)
Berryz工房
ピッコロタウン
1,575円(税込)
DVD
2005年12月7日

・AmazonでBerryz工房をサーチ

リードボーカルが誰かを知る目的で、PV(シングルV)を見るメリットは、
・そのとき事務所が、戦略的にメンバーのうち誰を推したいのか?
・その曲でどのパートの誰の部分がキーポイントか?
を垣間見ることができる点だと思います。これは、歌番組・コンサート・イベントで見るフォーメーションではわかりにくいケースも多いです。

シングルV「ギャグ100回分愛してください」を見た結果、今回の事務所の戦略的推しメンバー(キーパーソン)は嗣永桃子だと確認できました。
特に、1コーラス目は、サビ以降全てが、嗣永桃子と言ってもいいほど極端に長くて、これは過去のシングルには無かった傾向です。

サビだけピックアップして略記すると、
1コーラス目 嗣永+嗣永
2コーラス目 夏焼+菅谷
リピート部  嗣永+嗣永
となります。
『ワンダフルハーツ』公演では、「ギャグ100回分愛してください」はサビに関してはワンハーフ(1コーラス目+リピート部)でしたから、これこそ嗣永桃子ばっかり歌っていたという印象は、オーバーな表現ではないことが、おわかりでしょう。

夏焼雅と菅谷梨沙子は、ごく普通の使われ方ですが、舞波卒業後も、センター要員を維持しています。

前々回のコラム「シングルV「21時までのシンデレラ」に大ハマリ」で上がり目と書いた、徳永千奈美も、1コーラス目のソロパートと、2コーラス目の『のにゅ。のにゅ。』が光ります。こちらもアニメ声で儲けたくちです。

対照的に、8人時代のBerryz工房ではいつも「1stグループ」だった熊井友理奈が、相当割りを食っていることがわかります。熊井友理奈は、この曲では須藤茉麻とのペアで使われていることが多いので、推され的には大後退といえます。『ワンダフルハーツ』公演のMCで清水佐紀キャプテンが『熊井友理奈ちゃんは、小学校6年生で身長168cmなのがワンダフル!』と話していましたが、このまま伸び続ける限り、リードボーカル的にはマイナスといえないでしょうか?

今回の曲はアニメの特殊要因があるので、「嗣永桃子にスポットライトが浴びてるんだ」と解釈している○○ちゃん推しのアナタ? 油断禁物ですよ。私にはこのPV(シングルV)から、Berryz工房の2ndステージ(第2期)の始まりの匂いが、プンプンしてきます。

迫力満点で歌う彼女を見ると、ギャグ100回分独走した嗣永桃子を追いかけて追い越すのは、相当大変になった気がするのですが。

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【満足度】 4
【コメント】 「ギャグ100回~」での嗣永起用は、単純に声質に由来するものだと思うのですが、いかがでしょう。例えば2番のサビの部分(夏焼+菅谷)を聞いていると、二人とも歌うのに精一杯で、少し苦しそうにも聞こえます。その分、この曲のキーとキャラクターが嗣永にベストマッチしている(逆に言うとほかのメンバーではまともに歌いこなせない)からこその起用だと思うのです。

 これまでのシングルにおいても嗣永のパートは常にあったのですが、独特の声質はどうしても他のメンバーとは異質で、そこだけ浮いている感じもありました。今回の「ギャグ100回~」で、いわゆる「嗣永ワールド」全開となったわけです。これが曲ありきだったのか、嗣永ありきだったのかはわかりませんが、ハマリ具合を見るに、スタッフはいい仕事をしたなと思います。

 いずれにせよ、「アニメ=嗣永(徳永)」という図式が定着してくれれば、Berryz工房はユニットとして強力な武器を手に入れたといえるのではないでしょうか。定着よりも変化を求め続けるつんく♂の方針からすると、あまり期待してはいけないのかもしれませんが…。

 熊井が割りを食ったとの評価ですが、前述のとおり今回の嗣永起用が特殊なものだと考えれば、あまり心配はいらないと思います。逆に今回嗣永がスポットライトを浴びたことで、他のメンバーの奮起も促されたと思います。共通のライバル、℃-uteも立ち上がりましたから。

 ユニット発足当初は須藤が一番長身だったと思うのですが、今や熊井がトップで、まだ伸び続けているとか…、背の伸び方でいえば徳永も負けてはいませんよね。熊井、須藤、徳永とトリニティタワーが形成され、しかも3人ともタレント的に十分な魅力を持っていますから、つんく♂もこれを放っておくことはないと思います。これまでの「低身長重視路線」は、この3人が覆すかもしれません。℃-uteには梅田、矢島もいることですし。

 「ギャグ100回~」での嗣永大フィーチャーは、コラムでも述べられているようにBerryz工房の新たなステージの幕開けとなるでしょう。これまでのシングル曲はだいたい、フロントグループ内での均等なパート割となっていましたが、今後は曲ごとにフィーチャーされるメンバーが入れ替わるかもしれません。そうなると、誰がどう入れ替わってもおかしくないタレント性の持ち主が揃ったベリーズですから、ファンの支持の仕方や層の広がり方も変わってくるかもしれません。このあたりは、かつてモーニング娘。がとってきた手法がどのように活かされるのか、楽しみでもあります。
【ペンネーム】ぶ

■詳細な感想ありがとうございます。 今回はアニメ曲だから嗣永がフィーチャーされているんだ、というのは短絡的だと思い、あえて原点に戻って、シングルVをバイブルにして観察した次第です。声質はあくまできっかけであり、じわりじわり蓄積した人気でセンターを勝ち取ったんだということが 言いたかったのです。

熊井が割りを食って長期化するかどうかの結論は、次の曲以降に委ねることになります。 危惧で終わればそれでいいのですが、アニメ曲じゃなくても同様な扱いだったら、あせりますよ!! 嗣永人気は当分続くと思い、こんなコラムタイトルにしてみました。 (スクエアダンス)

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