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前回の「履歴書編」に続き、今回はオーディションの一次審査を突破するための「写真編」です。Recommended Eggs発掘オーディションの結果が月刊「Audition」2003年10月号にも掲載されました。小さな写真ですが、私たちスタッフが3人の住んでいる近くまで出向いて撮影してきたものです。これらの写真も参考になさってください。
また本コラムは基本的には女性を対象としていますが、男性の方も共通する部分が多々あると思いますので、参考になる部分はご活用ください。
本サイトのコラム読者ならあえて記す必要もないかと思いますが、本サイト主催のオーディションでもやはりダメなものが送られてきているので、あらためてここでダメな写真例を理由とともに挙げることにします。
| × | ビンボケ | 顔がわからないんじゃどうしようもない |
| × | プリクラ | 遊びで応募してるの? |
| × | 他の人と2ショット | どっちがあなたなの? 写真を切っても○つけてもNG |
| × | 手を伸ばして自分で撮ったもの | あなたを応援してくれる人は一人もいないの? |
| × | 全身が小さく写っているもの | いくら全身が写っているからってねぇ |
このあたりは説明する必要はないと思うのですが、こういうのを送ってくる人が実際にいるんです。あなたは大丈夫でしょうね!?
「オーディションに応募する姿勢」としての基本は守ってください。審査する側は真剣です。ふざけた応募(と思われるもの)はその時点で落ちてしまいますよ。
初歩的NGはクリアしているからといって安心してはいけません。次のような写真もできるだけ避けるべきです。
カラーコピーは、印画紙と比べて表現力が数段落ちるだけでなく、主催者に対して失礼にあたります。結局ほかのオーディションにもコピーしたものを送っていると受け取られますから、いくら素材が良くても台なしです。事務所で作ったプロフィールを送るときにカラーコピーを送る方がいらっしゃいますが、はっきりいってそれではタレントの魅力をわざとなくして送っているのと同じです。
スナップ写真や、友達と撮りあう感覚でピースサインで撮ったものを送ってこられる場合もありますが、オーディションの応募写真でピースサインは基本的に×です。遊び感覚と受け止められるし、ピースしている手で顔が隠れてしまっては、せっかくいい表情をしていても審査できないからです。
これが結構多いんです。ストロボをたいて明るく撮っても部屋は狭いですから、構図も限られますし、生活臭が写真の後ろに漂うのはなんとも落ち着きません。芸能は夢を売る仕事ですから、応募写真ぐらい明るい屋外で撮るようにしてください。
室内はやめて天気のいい日を選んで屋外で撮ることに気づきました。でも家の前で撮る人、かなり多いです。家の前や道路で撮ると、背景に自転車やドアとか車とかが入ってきてしまってこれも落ち着きがないのです。あなたを見たいのに、後ろの背景に写っているものが気になってしまったら嫌でしょ?
オーディションの主催者はアーチスト写真が見たいのではなく、素材としてのあなたが見たいのです。特に目はいちばん重要なポイントとなりますので、目線がカメラを向いていないものや、髪で目が隠れているものはNGです。ついでにここで触れますが、すましたような表情はやめたほうがいいです。基本は笑顔です。「目は口ほどにものを言う」と昔から言いますが、笑っている目、輝いている目が大切です。
応募数が多くなればなるほど一次合格のボーダーラインが高くなりますから、ここに挙げたような写真は避けたほうがいいでしょう。
Recommended Eggs発掘オーディションの応募者のなかには「素材としてはとてもいいはずなのに写真が良くない」という理由で一次を合格できなかった人が結構いました。ほかのオーディションなら残れる可能性も十分あり、主催者側としては大変もったいないのですが、オーディション診断シートにはっきりと理由を書いたうえで落選とさせていただきました。
最初に「オーディションに応募する姿勢」と書きましたが、応募者がどこまで真剣なのかというのが、履歴書だけでなく、応募写真にもはっきりあらわれることを肝に銘じてください。Recommended Eggs発掘オーディションを受けた人に返送した診断シートにはこのようなことがしつこく書かれていますので、参加された方はこの点ではずいぶん身に染みていると思います。
NGなもの、落ちやすいものを避け、低予算でオーディションの応募写真を撮る方法をお教えしましょう。無料で教えるのはこれっきり(笑)ですので、何度も読んで自分の身につけてください。
公園ならば構図も自由にできますし、背景に自然な風景を入れることでごちゃつきがなくなります。日差しが強い正午〜午後2時ぐらいは避けて、薄曇りの日だったりするとベストです。
天気のいい公園で撮れるのならとりあえずカメラはどんなのでもいいです。できればストロボ(フラッシュ)付きのカメラがいいでしょう。薄曇りにストロボを焚いて撮ると顔の影がなくなって美しく撮ることができます。
写真を撮ってくれる人はたぶん家族か親戚ということになると思いますが、それで十分です。撮る側も撮られる側もプロじゃないのですから、じっくり時間をかけて構図やポーズを変えながら何枚も撮ってください。撮るほうも撮られるほうも数をこなしていくうちに上手になってきます。
CMの撮影、写真集の撮影などでどのぐらいシャッターを切るのかはみなさんには想像がつかないと思いますが、プロになりたいと思っているあなたがチャンスをつかむために2〜3枚撮っただけでいい写真ができるなどという考えはいちはやく捨て、最低でも1本(24枚か36枚)は使い切るぐらいのことはしてください。気合の問題、姿勢の問題、態度の問題です。
1本以上使い切れば使える写真は必ず1枚か2枚はありますのでその点は心配しなくていいです。
オーディションの応募写真の基本は「体のラインがはっきりわかるもの」です。太っているのをごまかしたいと思って体のラインがわからないものを着るとかえってマイナスです。本当に太っているならすでにバレバレですし、自分で気にしているだけなら、せっかくのチャンスを自分でなくしているようなものです。
季節にもよりますが、ノースリーブ、ミニスカート、ショートパンツが好まれるのははっきりとしています。肌を見せられるというのはある意味、自分に自信があることの証でもあるので、応募写真は積極的になるべきだと思います。
あとは年齢相応のさわやかさを備えたコーディネートをこころがけてください。
Recommended Eggs発掘オーディションの3次審査ではBLUE MOON BLUEさんに2コーディネートの衣装を用意していただきました。待ち合わせの場所に1つめのコーディネートを着てきてもらい、面談したのち近くの公園で撮影、途中で着替えてもらい2つめのコーディネートで引き続き撮影をするという方法をとりました(約2時間半)。
この撮影をしながら、一次の応募写真を思い出してみると、全身と上半身の写真の服は同じの場合がほとんどでした。一次の審査のときにはそんなことは全然気にもならなかったのですが、今回の2コーディネートの撮影をしているときにはっきり次のように感じました。
「違う服で撮れば2つの印象を与えることができる」
これは発見でした。同じ日に違う服で全身と上半身をそれぞれ別のシチュエーションで撮れば、違う日に撮ったと思われるし、気合も入っていると思われる、いろんな自分を見てもらいたいという意気込みも伝わるわけで、こんないいことはありません。これはどこにも書いていない超おすすめ上級テクニックです。
2コーディネートを用意できなければ小道具を使ってください。肩にかけるちょっとしたものでも構いませんよ。
ポーズや表情は上級テクニックになるので本コラムでは触れませんが、あなたなりに美しくかわいく撮られるポーズと表情は雑誌などを見て研究するようにしましょう。
どんなものでもいいですが、目線がきているもので、テレビ雑誌、ファッション誌、週刊誌などを自分の好みとは関係なく見ておくといいと思います。
立ち方も仁王立ちでないほうがいいし、顔の角度も真正面でなく、少し横から少し傾けたほうがいいですし、カメラに向ける目線の方向もいろいろありますよ。
今回書いたテクニックを使っていい写真が撮れたとします。オーディション用に使えるものはあらかじめ何枚も焼き増ししておきましょう。写真はできれば3〜4ヶ月に一度撮り直したほうがいいです。特に若い人は顔や体つきがすぐに変わるので親御さんは成長記録のつもりでいいですから撮影につきあってあげてください。撮られる側のあなたは撮られれば撮られるほど、きれいに撮られる技術が向上します。
デジタルカメラで撮ったものはデジカメプリントサービスで印画紙に焼いてもらいましょう。手元にあるパソコンのプリンタできれいに印刷するために手間をかけるよりも楽だし結果的に安くつきます。
応募書類のまとめ方については「オーディションに応募する方へ」に記してありますので、そちらを参考にしてください。
一次がなかなか通らない、いい結果が出ないという方は、きっと何か原因があります。まずは簡単にあきらめずに何度か試すこと、それでもだめなら別のアプローチがいろいろありますが、それはまた別の機会で触れることにしましょう。
前回の履歴書編と今回の写真編で一次審査の突破率はかなり上がるはずです。本記事を実践されて一次を通過したと何人かからご報告をいただけるようになったら、次は2次審査以降の、ビデオ、面接、公開審査などについての対策を書いてみたいと考えています。
まずは履歴書編と写真編を何度も読み返して一次審査を通るようにしてください。健闘をお祈りします。
Online
Column - オーディション用写真をスタジオで撮る
Online
Column - オーディションの一次審査に通ったら
●関連サイト
ブルームーンブルー
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【満足度】5 そこで質問なんですが、そのオーディションというのが、冬にあるんです。もちろん応募写真の提出も冬です。しかし、応募写真のベストな服装は夏や春の肌を出した服、ということで、私自身も自分をアピールするのには夏服でいきたいのですが、やはり冬服の方がいいのでしょうか? 【ペンネーム】なな ■冬の応募なら夏服じゃなくて春服や秋服がいいと思います。夏服だと夏に撮ったものだと思われてしまうと損をしてしまうので。 舞台女優のオーディションとなると、写真の出来はそんなに気にしなくてもいいかもしれません。できればスタジオで撮ってもらったほうがいいでしょう。そうすればあなたの魅力をカメラマンの人が引き出してくれるでしょう。 いろんな表情の写真を撮ってもらってください。撮ってもらった写真のなかから自分だけで選ぶのではなく、自分のことをよく知っている人に意見を聞いて選んでもらうと、自分の知らない“魅力”を発見できますよ。 舞台系オーディションは写真の良しあしよりも、心構えや身体と精神の瞬発力・持久力が審査が進んでいくうちに試されるはずなので、そのあたりも今のうちに鍛えておいたほうがいいと思います。もちろん写真も今のうちからいろいろ撮られ慣れておくと応募するときにいい写真が撮れるかも。頑張ってください。(岡田) 【満足度】5 【ペンネーム】千亜姫☆ ■このコラムが参考になっていれば幸いです。 【満足度】5 【ペンネーム】奈々 ■小5ということなので、あんまりあせりすぎないでくださいね。ただし、人生における勝負のチャンスはたぶんそんなにあるわけではないので、その時期を見逃すことのないようにしてください。(岡田) 【満足度】 5 私は小学校3年生の頃に舞台にオーディションを受けたことがあるんです。 そして中学生になり女優さんに憧れました。 そして今回も言おうと頑張ってるのですが、また言われるんじゃないのかと不安なんです。許可は祖母では駄目なのでしょうか? 【ペンネーム】怜 ■おばあさまでも大丈夫だとは思いますが、いずれはおかあさまにも理解してもらい、協力してもらう必要があります。オーディションに落ちることはこれからも何度かあることでしょう。それで女優の夢をあきらめるんですか? あきらめられないで何度もチャレンジするつもりがあるのでしたら、おかあさまに何を言われようとみじめな気持ちになっている時間が無駄です。あなたがどれだけ本気かをオーディションのつもりでおかあさまに説得できるようにしてください。説得できるような熱意があれば、オーディションに受かるチャンスが必ず増えることでしょう。気長に頑張ってください。(岡田) 【満足度】 5 自分に自信を持って、もう一度友達に協力してもらって応募してみたいと思います。 【ペンネーム】夏紀 ■中学生のときは外見も顔も変わりやすいので、ひんぱんに撮ることで写真を撮られ慣れるといいと思います。(岡田) 【満足度】 5 本気でやりたい事が中々見つからない中、声優に興味を持ち始めたのがキッカケで、今回別のプロダクションに応募しようとしていた所こちらの話を読ませていただきました。 私は声優という仕事の詳細がわからなかったのですが、内容を読んでいく内にやりたくて堪らなくなってきました。 まだ、興味を持ち始めたばかりの私ですが、いつか皆に知れ渡るような凄い声優を目指したいと思います。 【ペンネーム】 市子 ■声優になるのに写真編は必要ないかもしれませんが、ほかのコラムも参考にして、刺激になっていれば幸いです。(岡田) 【満足度】 4 ■感想ありがとうございます。“ここ”さんが女性だと仮定してお返事させていただきます。まず一番大切なことはコラムの本文でも触れたとおり、「髪の毛が目にかからないこと」です。これは絶対大切なことです。次に、事務所やプロデューサーの人は顔の形が見たいことが多いので、あごとかエラのところやおでこも本当なら見たいと思っています。もしモデルやグラビアの仕事もしたいのでしたらそういう配慮もする必要がありますね。アップにしてもいいし、ふつうに下ろしてもいいですし、耳を出してもいいでしょう。 でも、大切なのはあなたの“瞳”や“笑顔”が輝いているかです。撮るほうも撮られるほうも不慣れな人が写真でそれを表現するのは大変難しいのですが、それもタレントになるためのレッスンだと思って楽しく写真を撮るようにしましょう。何より写真を撮られるのが大好きになることがいちばんの上達の道です。瞳が輝いた笑顔が出ていれば書類審査の段階では髪型についてはあまり気にしなくてもいいと思います。ただ、髪が多くて“重い”感じに写りがちな人は髪をアップにしたほうが印象は良くなります。頑張ってください。(岡田) 【満足度】5 ■まずは2次の合格おめでとうございます。自分を出し切れたのがまず良かったですよね。 ほとんどのプロダクションはあなたのお金が目的ではなく、あなたが芸能界で働いてもらうことによって、生計を立てています。ですので、所属タレントに気持ちよく仕事してもらうこと、そして所属タレントの価値を高く買ってくれるスポンサーやクライアント、業界関係者を見つけることに必死になってくれます。 まずは1歩を踏み出してみましょう。そして、打ち合わせのときに「まだ不安である」とはっきりと告げ、先方の対応を見てみるのも良いでしょう。そのときに会社の方針をきちんと説明してくれたらある程度信頼してもいいでしょう。ただ、新人のうちはそう簡単に仕事が見つかるわけでもないですから、場合によっては宣材の費用は多少自分で払わなければいけない場合もあります(岡田)。 【満足度】4 ■難しい質問ですね。そのプロダクションの規模にもよりますが、一度落ちたのでしたら3ヵ月ぐらい間をあけたほうがいいような気がします。すぐに送り直す場合ですと、以前送った資料と比較されますから比較されてもいいように書いたほうがいいでしょう。つまり、(1)以前送った資料では自分をうまく伝えきることができなかった気がしたので書き直したことを伝える (2)なぜこのプロダクションでないと自分はいけないのかをもう一度ていねいに心を込めて書く (3)プロダクションサイドから見てあなたを採用すると、どういういいことがあるのか、についてうまく履歴書のなかにまとめる必要があります。 3ヵ月ぐらい間をあければ担当者も変わる可能性もありますし、写真の印象も3ヵ月間で変わることは不自然ではありませんから、以前応募したことをわざわざ記す必要はなく、資料を見る人が初めて見ることを前提に用意すればいいと思います。ですから3ヵ月ほど空けたほうがいいような気がします。 それよりも、同じ実力・将来性だったら若い人を採る傾向にありますので、あなたの年齢で何ができるのか、何を伝えられるのか、といったことを2次面接のときにかなり質問されると思いますので、その先のことも準備しておく必要がありそうです。がんばってください。(岡田) 【満足度】 4 モデルオーディションを二度受け、二つとも落ちてしまい、更にそこからある女優さんと俳優さんに憧れてオーディションを受けてみて、合格通知がきたのですが誰でも受かる、実はデビューまでに10年はかかる、というような広告がバンバンしてあるオーディションだったことがわかって、お金も異常なほど高かったのであきらめました。 私はオーディションを本気で考えており応募するのにも母親など反対も多少ありました。 それから本気で来年オーディションを受けます 受かったらどうしよう、ここは九州で東京から遠いのに一人で会場まで行けるのか、お金はどうするのか。ましてや、オーデに受かることができるのか。たくさんの不安の中いつのまにか受験生になっていました。気づけば結構スリムな方だった体型も太り始め、自信も無くなりました。そんな時に様々なオーディションに関係のあるものを調べていたらここに辿り着きました。 不安なことや、解決し切れていないことがたくさんあったのですが、ほぼ全て解決しました。 ダイエットも朝晩適度に歩いています。 ■(1)合格後にお金がかかるオーディションはあなたの素質や将来性ではなく、お金が目当ての場合があるので、十分に気をつけてください。とにかく一人で悩みこまず、人に相談しましょう。 (2)家族が芸能界入りに反対するのは、世の中はそんなに甘くないから自分のかわいい娘にそんなつらい思いをさせたくないから反対するのです。頭ごなしに反対されることも当然あります。 あなたがやるべきなのは、次の3つについてすべて「Yes」と答えられるようにすることです。 (3)女優という仕事は一生の仕事です。活躍の場所はテレビだけはなく、舞台、映画、Vシネマ、企業PR用ビデオ、バラエティ番組の再現ビデオなど、実はいろいろあります。地元で高校に進学し、演劇部に入ったり演劇サークルに入るのもひとつのトレーニングです。東京に住んでいなくてもやれることはたくさんあります。迷わずに行動してみてください。 (4)身体の悩みは本当に人それぞれです。自分のコンプレックスは他人から見たらチャームポイントだったりすることがよくあります。病気は確かに不安だと思いますが、今やるべきこと、今やれることを精一杯やりぬきましょう。無駄な“努力”はこの世にないと私は強く信じています。(岡田) 【満足度】 5 ■写真は審査員の第一印象を決める大切な武器です。よく磨いてくださいね。(岡田) 【満足度】 5 ■おめでとう! 2次審査も頑張って! うまくいかないときには何か理由があるので、またそのときに感想をお寄せください。(岡田) |