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※以下の記事はアイドル総合情報サイト「ドリームアイドル」にて2004年11月から2006年2月まで編集長岡田が42回にわたって連載していたコラムです。ドリームメールとのサイト統合のため、アーカイブという形で本サイトに掲載しています。 ビュンビュントピックス目次

スタジオでのアイドルの撮り方、屋外でのスナップ


Released Date: 2005年12月17日

前回に引き続き、カメラマンの戚世(sekise)さんにスタジオでの撮り方、屋外でのスナップの撮り方についてうかがいました。

[質問]スタジオでの撮影会の特徴は。

[答え]20~30人集めたときは10人ずつ時間を区切ったり、一人一人前に行って1対1で撮るのもあります。慣れてる人は1対1のほうが会話ができていいって言いますね。一人の場合なら近づいてアップ、引いてロングができるけど、複数だとそれができないので、ズームレンズがあるかないかでだいぶ違いますね。

[質問]アイドルイベントでの撮影タイムと違ってタレントのコミュニケーションのとり方はどうなるんですか。

[答え]撮影会のときには自分勝手にタレントのポーズはあんまり変えられないのでコミュニケーションは逆にとりにくいです。ひとつのポーズでひとまわりして、間ができたらモデルや参加している誰かが次のポーズを提案したら、それを今度はみんなが撮っていくという形です。

[質問]こういうシチュエーションでいい写真を撮るにはどうしたらいいのでしょう。

[答え]表情メインでいくんだったら、コミュニケーションとれるかどうかだね。撮影会は定期的にあるので、撮影が終わったあとのサイン会で話しかけたり、あとでホームページに書き込みしたりして、タレントに顔と名前を覚えてもらって、それから始まって次の撮影のときに「また来てくれたの?」って向こうから話しかけてくれるといいですね。デビューしたてだとなかなか難しいとは思うんだけど、公園デビューみたいなもので。

今度は時間があるから視線がない写真もOKだし。「いい写真」は誰のためのいい写真かということを考えると、視線がなくても照明が変わってても構図も工夫すればいい場合もありますから。

[質問]自分が何を撮りたいかが問われるわけですね。

[答え]3分の2は写真好きな人で、3分の1はタレントとしゃべりたい人じゃないかな。

[質問]ハード面ではいかがでしょうか。

[答え]ストロボはあんまり必要ないよね。キャッチライトのためにストロボ焚いても豆みたいに小さいし。撮影会によってはレフ板持ってくれる人いますし。自然光を生かすなら要らん光(ストロボ)は邪魔。

このあと、技術的なことで質問攻めにしてしまったので割愛して、次にオフ会とかバーベキュー大会のようなファンクラブの屋外イベントのようなときの写真の撮り方について聞きました。

[質問]肩ひじ張った撮影タイムとかではなく、屋外で学校や会社の女の子を撮るぐらいのノリでいいスナップ写真を撮るなんかいいコツはありませんか。

[答え]本や雑誌などで、望遠使って絞りを開いてタレントを引き立たせましょう、っていう解説がよくあって、それはそれで一理あるんだけど、後ろはボケボケでこれはどこで撮ってるのかわからんようなのがあるのね。アラーキー風に言うと、「その時間とその場所でそのタレントと自分がいる」っていう証明っていう意味合いも写真にはあるから。

[質問]照明の小道具として背景が必要ということですね。

[答え]そうね。望遠だとモデルの息遣いやコミュニケーションが測りにくい。スナップだとふだんのオフショットみたいな、なんていうの、自分にだけこういう表情してくれるんだ、っていう喜びもあるから。ヘン顔も大切なんですよ。ちっちゃいカメラで撮ったほうが、タレントのほうも仕事感がないからいいスナップが撮れますよ。

どうでしょう、参考になりましたでしょうか。

カメラマンの戚世(sekise)さんは桐村萌絵はじめ、丸山知紗、大倉梓などジュニアアイドルの写真集を多数手がけ、最近ではDVDの撮影も始めました。どこかで名前を見たら、このトピックスのことを思い出してください。

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Photo
松本さゆき撮影会の一風景。前列と後列とときどき交代したり、さゆきちゃんがポーズを変えたり、マネージャーが小道具を持ってきたりしていました。
Photo
スクランブルエッグのオーディションで合格した河野真実(こうのまみ)ちゃん。ライブ直後に公園で撮りました。デビューに向けてレッスン中です。

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