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※以下の記事はアイドル総合情報サイト「ドリームアイドル」にて2004年11月から2006年2月まで編集長岡田が42回にわたって連載していたコラムです。ドリームメールとのサイト統合のため、アーカイブという形で本サイトに掲載しています。 ビュンビュントピックス目次

10代女子限定ジャズボーカルユニット“原宿BJ Girls”誕生


Released Date: 2005/04/25

今回はかなり貴重でレアな情報を入手しましたのでいち早くお伝えしましょう。

2005年4月29日(金)に原宿BJ Girlsが誕生します。

“原宿BJ Girls”とは

“原宿BJ Girls”とは、10代の女の子限定でスタンダードジャズを歌うユニットで、オーディションで選ばれた6人が4月29日に初ステージを行うことになりました。

出演するのは水橋舞(13)、松原緋子(15)、織田かおり(16)、岩城文夏(16)、白鳥吏南(17)、工藤真由(18)の10代の女の子たち。

ピアノトリオの生伴奏付きでジャズのスタンダードナンバーを入れ替わり立ち代わり12~13曲の1時間のライブ。今後毎月1回、原宿でライブを続けていくのだそうです。

原宿、アイドル、グループもの、歌……ううむずっと昔どこかでこんなようなユニットがあったような(笑)。そう、こりゃまるで東京パフォーマンスドールじゃないですか!?

東京パフォーマンスドール(以下TPDと略)は1990年6月に生まれたアイドルパフォーマンスユニットで原宿ルイードに始まり、日本青年館、日本武道館、横浜アリーナとステージを大きくし、篠原涼子、穴井夕子、EAST END×YURIの市井由理などを輩出したアイドルグループなんです。

かくいう私も90年の秋からハマりにハマって、それ以降見たTPDのライブは250回以上。当時まだアイドル業界の仕事はしてなかったんですが、彼女たちのせいで人生が大きく変えられてしまったアイドルグループです。

仕掛け人はやっぱり!?

当時TPDのディレクターをしていた人が、エグゼクティブプロデューサーとなって“原宿BJ Girls”を立ち上げることになったのだそうです。どうでしょう、ちょっと血が騒いできませんか?(笑)

そもそもは雑談のなかから生まれたそうなんですが、女の子たちにスタンダードジャズを歌わせることになったことにはどういうわけがあったのでしょうか。

「10代のアイドルの女の子が今、歌える曲が本当になくて、浜崎あゆみにしろ、アニメの曲にしろ、モー娘。にしろ、これらの曲を歌ったところで将来につながることが何もないんです。アイドルものの仕事をずっと断ってきたんですが、それは手間をかけて曲を作っても楽曲として残らない状況だからなんです。

カラオケでしか歌ったことのない若い女の子たちに楽器の上手な人と演ることによって、当然うまくなるし、半分スクールみたいな感覚でライブをやりながら上達してもらって、人気や実力が出てきたらソロとしてメジャーデビューしてもらうことを視野に置いて定期的にライブをやっていくつもり」
(“原宿BJ Girls”エグゼクティブプロデューサー・清水彰彦氏)

清水彰彦さんはTPDのディレクターとして篠原涼子を発掘、育成、プロデュース、また安室奈美恵『Sweet 19 Blues』のレコーディングディレクターの仕事もこなしつつ、キューンレコード、ソイツァーミュージック、アンティノスマネージメントでサウンドプロデュース、アーティスト発掘、マネージメント、著作権管理などの仕事を歴任しながら、現在は朝倉大介、電気グルーヴらが所属しているブルーワンミュージックの代表取締役をされている音楽一筋のプロ中のプロ。彼が中心となってオーディションを実施し、初ステージに出演する6人が決定したのだそうです。

至宝のスタンダードナンバーをどう歌う?

歌う曲はすべてジャズのスタンダードナンバーで、BJ Girlsのメンバーは20歳になったら定年・卒業させるとのこと。どんな曲を歌う予定かというと……

「Softly as in a Morning Sunrise」
「You and the Night and the Music」
「Fly me to the moon」
「You'd be so Nice to come Home To」
「Round Midnight」
「Over the Rainbow」
「Bei Mir Bist Du Schoen」
「lullaby of Birdland」
「Misty」
「Stardust」
「My funny Valentine」
「When You Wish Upon A Star」
etc……

ジャズファンなら誰でも知ってるスタンダードの名曲ばかり。

「今の若い子はノラジョーンズぐらいなら知ってるから以前よりはジャズに触れる機会は増えているように思う。彼女たちは英語も勉強できるし、将来歌の仕事をしていくにおいてジャズは絶対マイナスにはならない。アイドルポップスを長年やってきた僕が言うのもなんだけど、今まで女の子たちにやってあげられなかったことの罪ほろぼしという意味もあるんですよね」(清水氏)

映画「スイングガールズ」のヒットもあり、若い女の子もジャズに耳がいくようになり、業界関係者も何かチャンスがあれば次のヒットを狙っている状況に誕生する“原宿BJ Girls”なので、注目する価値は十分。

……とはいえ、現状ではお世辞にも「上手い」とはいえない生まれたてのジャズボーカリストたち。彼女たちを育て、応援し、見守ってくれるファンの力がどうしても必要となるでしょう。

「メジャーメディアを使わないで始めるので動員についてはまったくわからない状態。本当に誰でもいいから、ジャズ好きなアイドルファン、ジャズが好きじゃなくてもいいからアイドル好きなマニア、40代以上のジャズを聴き込んでる業界人、家族・親戚・知人、東京パフォーマンスドールを見た人も同窓会のつもりで来てください」(清水氏)

初モノを押さえたいなら第1回から行かないとまずいでしょう(笑)。4月29日当日は彼女たちのCDも販売するそうです。1ステージ目、2ステージ目の内容(曲や歌う人)も微妙に違うそうです。なんか、昔を思い出しますね(笑)。また、スイングガールズ的な女性ブラス隊もオーディション中とかで、第1回のライブに間に合えば出演するそうです。

アイドルファンも業界関係者もとりあえず見ておいたほうがいいのでは(笑)。私も取材に行こうと思っておりますので現場でお待ちしています。第1号ファンサイトはどこにできるのかもちょっと注目してたりして(笑)。

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Photo
リハーサルスタジオで意気込みを聞いてきました。

Photo(水橋舞)
水橋舞(みずはし・まい)13歳
「初めての英語に挑戦して苦労の毎日だったんです。オープニングに歌う曲がノリノリで最年少なので若さをアピールしたいです」

Photo(松原緋子)
松原緋子(まつばら・あかね)15歳
「『朝日の如くさわやかに』を歌うんですが、歌詞がおどろおどろしいんですよ。おどろおどろしくさわやかに歌います(笑)」

Photo(織田かおり)
織田かおり(おだ・かおり)16歳
「私が歌う曲は大人の女の人が歌う曲なので、高校生が大人の歌を歌うんだけどそういう雰囲気が出せればいいかな、と思っています」

Photo(岩城文夏)
岩城文夏(いわき・ふみか)16歳
「ソロで2曲歌うので雰囲気を出してやるつもりなので楽しみにしててください。歌以外に法律の勉強もしてるので“歌う裁判官”目指してがんばります」

Photo(白鳥吏南)
白鳥吏南(しらとり・りな)17歳
「私の歌う曲は低音が響くようなしっとりとした曲なので、みなさんを夜中に引き込むような歌を歌いますのでどっぷりひたってください」

Photo(工藤真由)
工藤真由(くどう・まゆ)18歳
「ジャズを歌うのは初めてで発音が難しいんですけど、ノリノリなテンポの曲を歌います。ノリノリなんだけど私の声で癒されてくれたらと思います」

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