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※以下の記事はアイドル総合情報サイト「ドリームアイドル」にて2004年11月から2006年2月まで編集長岡田が42回にわたって連載していたコラムです。ドリームメールとのサイト統合のため、アーカイブという形で本サイトに掲載しています。 ビュンビュントピックス目次

ねらわれたアイドル・栗林三枝


Released Date: 2006/05/23

最近、少女監禁事件が世を騒がせています。“事実は小説よりも奇なり”と言いますが、2005年6月初旬に幻冬舎から発売される単行本『ねらわれたアイドル』は伝説のアイドル・栗林三枝(栗林みえ)が主演となり、誘拐され、監禁されるという、まさに現在話題になっている事件のように、ショッキングな内容のペーパームービーとなっています。

「ペーパームービー」――ちょっと聞きなれない言葉なんですが、要は「紙の映画」、つまり本で映画を見ているような体験をすることができるコンテンツのことを指します。その名づけ親は中森明夫氏。中森明夫氏といえば「おたく」「チャイドル」という用語の命名者としても知られ、宮沢りえ、小泉今日子、中森明菜らが主演するドラマの原作を書いたり、『週刊SPA!』で篠山紀信氏と「ニュースな女たち」を12年連載した作家です。

中森明夫氏の最近の活動としては、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスでポップメディア史の非常勤講師を務めたり、「ペーパームービー」の第1弾『東京アリス』(角川書店)の原作・監督や、萌えドル“りりあん”を発掘、プロデュースしています。

今回、主演する「栗林三枝」とは、人気ゲーム『ときめきメモリアル』の「ときめきティーンズコンテスト」でグランプリとなった女の子。「栗林みえ」としてDJ、女優、声優、歌手、タレントとして活躍していましたが2000年秋、芸能活動を中止。Web上でも消息に関するさまざまな憶測が流れていましたが、本作品で5年ぶりに芸能界復帰を果たすことになりました。

今回のペーパームービーを主演するにあたって中森監督から台本と絵コンテを見た栗林三枝さんは「逃げ出したくなった」と思ったそうですが、現場の明るく楽しい雰囲気にすぐになじんでいったそうです。

ストーリー的にいうと、アイドル栗林三枝が突然芸能界から姿を消し、この4年半、何をしていたのかが解き明かされる、といった展開になっていて、このペーパームービーの主人公である犯人がモノローグ風に語る構成になっています。

この4年半、犯人は栗林三枝を誘拐し、監禁し、調教し、いろいろなコスプレをさせ、飼育し、……そしてどうやってこちらの世界(芸能界)に戻ってくるのかを描いた作品なのですが、小説でもなく、写真集でもない、絵本のような、映画のようなものなので、これは「ペーパームービー」と呼ぶしかないんですね。

写真集ではありえない、1カットしか使われていないシーンや衣装がいくつもあったり、アイドル・栗林三枝をひとりじめすることでいろんな格好をさせたりと、それまでのアイドル・“栗林みえ”のイメージから大胆に脱皮し、より過激な露出が見られる作品になっています。

刊行にあたりインタビューしたんですが、「縛られたこと自体、初めてだったので、アイドルの衣装やメイドの衣装着て縛られたときは、ホント、『私ってなんだろう?』って思いながら、本当に痛かった」と監禁されているシーンのことを回想してくれました。その地下牢のシーンでは鬼気迫る表情が出たと、中森監督やカメラマンのSHIRO氏も絶賛していました。

現実なのか空想なのか、もはやその境界線がわかりにくくなった現代において、このペーパームービー『ねらわれたアイドル』がどういう波紋を広げていくのか、復帰する栗林三枝さんにぜひともご注目ください。

発売記念握手会も予定されています。5年ぶりに復帰する三枝ちゃんに会いにきてください。応援してくれていたファンのみなさんのことはよく覚えていますと三枝ちゃん本人が言ってました。

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「ねらわれたアイドル~栗林三枝誘拐監禁事件」(幻冬舎より6月上旬発売)

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本のなかには裸にエプロン、ブリブリアイドル、制服、体操着、水着、下着、裸で泡のみなど、以前の栗林三枝のイメージからは想像もつかない露出が楽しめる(写真提供:SHIRO)

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栗林三枝、1981年10月21日生まれ。

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