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※以下の記事はアイドル総合情報サイト「ドリームアイドル」にて2004年11月から2006年2月まで編集長岡田が42回にわたって連載していたコラムです。ドリームメールとのサイト統合のため、アーカイブという形で本サイトに掲載しています。 ビュンビュントピックス目次

秋葉原のイベント会場からの声~Part1


Released Date: 2005/08/11

前々回の「秋葉原のアイドルファンに求められているものとは」では、どちらかといえば取材する側の立場から秋葉原のアイドルイベントの現状を報告しましたが、今回は実際にイベント会場である電器店の担当者からお話をうかがってきましたので、2回に分けて紹介することにしましょう。

お話をうかがったお店は秋葉原で毎週必ずアイドルイベントが行われている石丸電気、ヤマギワソフト館、LaOXアソビットシティ1番館、トップジャパン秋葉原の各担当者です。

質問する内容は次の6点にしました。
(1) イベント会場の定員
(2) 2005年1月から7月末までで動員が多かったアイドル
(3) お客さんがたくさん集まる共通項は?
(4) 「こうしたらもっとお客さんが増えるのに……」と感じること
(5) 2005年8月以降の動きで変わった点はあるかどうか
(6) イベント会場・店舗の特徴やPRポイント

石丸電気

秋葉原のアイドルイベントスペースといえば「石丸電気」の名前がまず挙がると思いますが、8月現在、石丸電気のアイドルのイベントスペースは「SOFT1」「SOFT2(旧パソコンタワー)」「ゲームワン」の3会場で行われ、さらにSOFT1、ゲームワンではイベント会場とは別にインストアでも販促イベントが行われています。

(1)定員
SOFT1 350名
SOFT2 180名
ゲームワン 150名

(2)動員1位
SOFT1 長谷部優(400人強)
SOFT2 小倉優子(200人強)
ゲームワン 工藤里紗(180人)

(3)お客さんが集まる共通項
・テレビ、グラビアで活躍しているいわゆる「エース級」
・U-15(15歳以下のジュニアアイドル)
・あとは口コミと、お店側から仕掛けたイベント

(4)「こうしたらもっとお客さんが増える!」
2本以上購入すると2ショット撮影がありますが、そろそろお客さんに飽きられてきている傾向にあります。「2ショットはOKだけど撮影は不可」にすると、本来入るはずのお客さんが入りません。撮影タイムがあれば間違いなく1本買いのお客さんが増えるので、エース級のタレントでも水着でなくても構わないので撮影タイムを作っていただきたいですね。メーカーさんというよりは事務所さんの都合なのでしょうが、もったいない話ですよね。

あとは、慣れてないメーカーさんはMCを自社で回すんですよ。他のメーカーさんのイベントを見て調べるでもなくMCをするとイベントで何をやっていいかわからないんですよ。それだったら慣れてるお笑いタレントの人を司会に立てるだけでも会場が盛り上がるのでお客さんも安心です。

(5)8月以降の動き
今までずっと“着エロ”系がガンガン来てたんですが、今、過渡期なんですよ。それもメーカーさんはわかってて、今から始めるところもあれば、“着エロ”をいったんやめて原点回帰じゃないですけど、レースクイーン、U-15のジュニアタレント、エース級のタレントに音楽CDリリースをという流れがあります。

今の秋葉原は「秋葉原」というブランドで商材を動かしてる面があって、それにメーカーさんも限界を感じてて、自分のほうから動かなきゃって思って動き出してます。

(6)イベント会場や店舗の特徴・PR
アイドルだけでなく、J-POP系のアーチストが気軽に店頭で演奏して即売会をするところが他店にない特徴です。そういうのもあってSOFT2の7F(定員約150名)に音楽ホールを作ったんです。今後、アイドル系・声優系の人もそこでライブをしますので、それが今、反響を呼んでいます。(取材協力:石丸電気 平坂氏)

[補足解説]
ゲームワンは3月末からイベントが行われるようになりましたが、SOFT1、SOFT2に比べ会場の広さも手ごろで、アットホームな雰囲気でイベントが行われています。ゲームワンの店頭にはときどきスクランブルエッグの記事が張り出されています(売り上げ向上につながっているみたいです)。SOFT2の7Fの音楽ホールは改装にかなりお金をかけたらしく音響、照明も本格的。秋葉原で声優がライブをやるというのは魅力的ですね。お店側が仕掛けた新人タレントやイベントの成功例はいくつかあるそうですが、安藤成子ちゃんもその1人。そしてまたこの秋から新しいタレントを秋葉原から仕掛けていくそうです。

ヤマギワソフト館

数年前、火事の影響で一時期イベントができませんでしたが、改装後は広く照明も明るくなり、イベントがしやすいのか、アニメ系のイベントが多かったり、メーカーからの評判が良く、スケジュールがすぐに埋まる傾向にあるようです。ステージがほかの会場よりも高いのも関係あるのかもしれません。

(1)定員
200名

(2)動員1位
杏さゆり
2位は紗綾(SweetKiss)

(3)お客さんが集まる共通項
・有名な人(ただし撮影タイムがないと少なくなってしまう)
・同じ時間に他の会場で同じクラスのタレントがバッティングしていないイベント

(4)「こうしたらもっとお客さんが増える!」
告知の期間が長ければ長いほどいいです。

イベント内容を早めに出してもらえばそれだけ店頭告知が長くできるので知られる確率が高くなります。1週間前にチケット配りはじめて……となると、お客さんはそのころには行動スケジュールを決めちゃってたりするので、早い告知が集客に影響しますね。

(5)8月以降の動き
お店側としては、10月からはイベントが1日4回になります(それまでは3回)。
とにかく会場の予約が埋まるのが早いんですよ。それで「この子やりたい」って思ってる子が来ても(予約で完全に)埋まっててできなくて。それなので、会場の予約解禁日を決めて回していくことにしました。

(6)イベント会場や店舗の特徴・PR
イベントをしたタレントの直筆もの商品が店頭に置いてありますので、それを目当てに来てくださるお客さんが多いです。イベントに来られなくてもサイン入りジャケットが相当にありますので、いらしてください。(取材協力:ヤマギワソフト館 千田氏)

[補足解説]
業界の人に受けがいいのはお客さんの入場、撮影タイムの仕切り、握手会の流れなどを何も言わずにやってくれるところや、ステージや客席の後ろの部分が高いので番組の収録などにも利用しやすいからなのでしょう。お客さんにとっては会場横にトイレがあるのも実はうれしかったりするのではないでしょうか。

LaOXアソビットシティ1番館とトップジャパン秋葉原は次回にお届けします。

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Photo
石丸電気SOFT1の店頭にはイベント開催情報がぎっしり。

Photo
ヤマギワソフト館では店頭でイベントやミニライブが行われることもあります。

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