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大谷みつほ、声優に初挑戦


   Last Updated: 2002/05/20
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FIFA(国際サッカー連盟)が2002年ワールドカップのために制作したCGアニメーション『スフェリックス』劇場版の日本語吹き替え版のレア役に大谷みつほさんが声優として初挑戦したので、その制作発表を取材してきました。(2002/5/18 新宿 スタジオT&T)

アフレコ風景
アフレコ風景(左はキャズ役およびエンディングテーマの作詞・作曲・歌を担当した高橋直純)

2002年日韓大会を盛り上げるためにイギリスで制作されたCGアニメ『スフェリックス』は一説によると50億円をかけたといわれていて、作品にはテレビのシリーズ用として30分×26話と、75分の劇場用アニメーションがあります。

テレビ用はスカイパーフェクTV!で6月7日から、劇場版はワールドカップ当日の会場で試合前にオフィシャルスポンサーであるビクターのブースやオーロラビジョンで上映されるほか、6月末~7月にDVDの発売が決定しています。

さて、声優初挑戦の大谷みつほさんの感想はというと……。

「小4のときに声優になりたいという夢を少し持ってたので、それがかなってうれしかったです」

「声優のお仕事は思った以上に難しかったです。台本を見ながらしゃべる余裕はなくて、カットが変わる前から次のシーンに向けて声を出していかなければならなくって」

「自分で演じるときには表情の変化をつけられますが、アニメは表情の変化に合わせて声の調子を変えるのが
難しかったです。特にレアはまぶたの上下で表情をあらわしているので難しかったし、オリジナルの声のトーンがずいぶん低かったので、私のような声でいいのかな、って迷ったりしました」

「レアのキャラクターは最初、とぼけた感じであんまりかわいくなかったんですけど、見れば見るほどかわいくなってきて、すごく不思議なんですよね。私としてはこのキャラはガッチリつかんだつもりでいます」

Photo

大谷みつほさんはサッカーに関してのどのぐらい興味を持っているのか聞いてみました。

「スポーツは昔はあまり積極的に見るほうじゃなかったんですが、ワールドカップが近づくにつれてだんだん興味を持つようになりました。テレビでコメントを求められて『ゴンは絶対に必要です!』って言ったら、本当にメンバーに入ってうれしかったです。好きな選手ですか? 小野さんです(笑)」

では最後に大谷みつほさんからお知らせがあれば。

「6月19日から新宿アイランドホールで5日間だけ舞台をします。『タクラマカン』といって、『救命病棟24時』『HERO』『編集王』などを書いた秦建日子(はた・たけひこ)さんの作・演出です。その舞台に、私、主演させていただきますので、ぜひ、ぜひ、足を運んでください!!

……ということで、7月には初のDVD(本人によるプロデュース)発売も決まり、絶好調な大谷みつほさん。本誌でインタビューしたときにはすでに輝いていましたが、もっともっと輝いて見えました。(岡田)

●関連サイト
Mittsu→大谷允保Official Web Site
エム・エーフィールド (『タクラマカン』制作会社の
サイト)

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