氷川きよし、絢香、スザンヌら、多数の芸能人を輩出した福岡第一高校・第一薬科大学附属高校の「パラマ祭」に、今年も取材に行ってきました。(2008年10月25日~26日 第一薬科大学記念体育館)
※「スクランブルエッグ」(「KEN爺の小言(KKGT)」を含む)の取材対象は、芸能塾・芸能コースのステージ、及び「中学生歌謡選手権」です。

エンディングの模様
【ステージの模様】
今年も、いつものように、芸能塾・芸能コースのステージは、25日2回(午前、午後)、26日2回(同左)の計4回行われました。まずは、ステージの模様をたっぷりとご覧ください。
☆TYTY「DO tha’DO tha’」

☆SA-REE「Best Friend・ひまわりメドレー」

☆小坂真琴「ハロー グッバイ」

☆矢野&佐藤「Day by Day」

☆LIVERY「キャンディーズメドレー」

☆藤田恵名(from 男女デュオ「田尻&藤田」)「SOSN」

☆シェルブルー「メドレー『大和なでしこ・がんばれニッポン』」

(以上10月25日、以下10月26日)
☆斜木まり子(from 男女デュオ「freak」)「Ups & Downs」

☆ももちい「SPEEDメドレー」

☆正木里茄「PRIDE」

☆Sweets Hearts「オールディーズメドレー」

☆川越有紗「アイのうた」

☆RE・E「ホウキ雲」

【このユニットに注目!】
今回のステージの中から、筆者が特に注目したユニットを2組紹介しましょう。
☆JK9(ジェイ・ケイ・ナイン) メドレー「ザ☆ピース!→会いたかった→I WISH」


(衣装の制服は、各自中学生のときに着ていたものをコーディネイトして使ったそうです)
モー娘。→AKB48→モー娘。という、ありそうでなかなか見られないメドレー。「パラマ祭」でAKB48の楽曲が歌われたのは、これが初めてです。
写真を観ておわかりのように、9(ナイン)なのにメンバーは8名(笑)! 某アイドルユニットに倣ったのか? と思い、終演後にメンバーに聞いたところ、1名急遽モデルの仕事が入ってしまい、出演できなかったとのことで、まさに芸能塾・芸能コースらしいエピソードと言ってもいいでしょう。
メンバーは全員3年生。1日目午前の部の限定ユニットでしたが、来年もぜひ、メンバーチェンジして「JK9」としてのステージを披露してほしいところです。
☆Orchis(オーチス) メドレー「Ready Go!→夕陽を見ているか?」

2日目もモー娘。(正確にはWaTのカバー)→AKB48とつなぐユニットが登場。今度は、アイドルユニットの王道を行く3人組で、バランスのいいパフォーマンスを見せてくれました。
1日目のJK9を含めて、モー娘。とAKB48の楽曲をメドレーでつなぐ案は、Orchisの深谷亜津子さん(写真中心、JK9にも出演)が、芸能コースの仲間数人と考えたそうです。
ステージの模様につきましては、ブログ「KEN爺の小言(KKGT)」の下記の記事も合わせてご覧ください。
パラマ祭2008 ステージの模様(ユニット編)
パラマ祭2008 ステージの模様(ソロ編)
【中学生歌謡選手権】
植田真梨恵、西内まりやらを輩出したパラマ祭恒例の「中学生歌謡選手権」は、今年も2日目(10月26日)に開催されました。

10組の中学生が出場、審査員に芸能事務所の関係者、有名作曲家の方を迎えて、熱戦が繰り広げられた中、山田優さんの「Fiesta! Fiesta!」を軽快なダンスで歌い上げた熊本県出身の谷崎美華さんが見事グランプリを獲得しました。
谷崎さんは小さい頃からダンスを習っており、将来は、安室奈美恵さん、BoAさんのようなソロアーチストを目指しているそうです。
また、特別賞には、新垣結衣さんの「赤い糸」をキュートに歌った福岡県出身の井上莉那さんが選ばれました。
井上さんは、女優を目指しているそうですが、ユニット活動にも興味を示しているようです。

谷崎美華さん

井上莉那さん
(※氏名、写真掲載につきましては、本人、家族関係者の了解を取っています。また、ステージでは、中学校の名前が読み上げられましたが、ここでは中学校名は記載していません)
【芸能塾・芸能コースの存在価値】
「パラマ祭」のステージに立つ生徒は、校内オーディションで選抜されており、実際には、もっと多くの生徒が芸能塾・芸能コースに在籍しています。
それだけ「パラマ祭」のステージに立つことは大変なことですが、通常のカリキュラムでは、オーディションや芸能活動などでやむを得ず学校を休まなくてはならない場合、他の高校よりは柔軟に対処しているようで、それが、芸能塾・芸能コースの存在価値につながっています。
今回出演した皆さんをはじめ、芸能塾・芸能コースから、1人でも多く、在学中にチャンスをつかみ、先輩に続くビッグなアーチスト、タレントが生まれることを期待しています。(取材、撮影 KEN)


