AKB48、DiVAとして活躍中の増田有華さんが2012年3月13日発売の『ヤングチャンピオン』の表紙・巻頭グラビアに登場しているのはもうチェックしていただけましたでしょうか。今回はその撮影風景の一部紹介と、ヤングチャンピオン誌面、携帯サイトで載せきれなかった部分のインタビューを少しだけ紹介いたします。（2012年2月 東京都 都内スタジオ）
増田有華プロフィール 1991年8月3日生まれ、大阪府出身、162c, 血液型B型
――水着のグラビアは慣れてきましたか？
「最近抵抗がなくなりましたね。ファンの方にほめていただけることで自信がついたのかもしれないです」
――一時期、ラジオでメンバーから「ゆっぱい」って言われて盛り上がってましたよね。
「いまだに言われますよ。スタッフさんがふつうに言ってくるし、メールで『ゆっぱいのスケジュールは～』なんて書いてくるから、最近気にならなくなりました。ファンの人がむしろ気を使ってくれて、それが不思議な感じです」
――DiVAに新しいメンバーが加入してダンスや振り付けの部分は違ってきてますか？
「これまではダンサーさんとのアイコンタクトはなかったんですけど、よく目が合いますし、AKBと同じように一緒に成長できるメンバーだと思っていて、何でも言い合える関係になれたらいいなと思います」
――有華さんから見ると『Lost the way』はどんな曲なんですか？
「『あきらめずに信念を貫き通す』という曲で、とまどったり夢をあきらめそうになったりすることが多い年頃の私たちに秋元先生がメッセージをくれたのかなって思いました。握手会でも受験や就職活動の悩みを話す方がすごく多くて、そういう方たちにも歌詞が響くと思います」
――キーが高くて何回も歌っていると気持ちがたかぶってくる曲かなと思っていますけど、そういう感じすることはあります？
「それはすごくありますね。AKBのメンバーがずっと歌ってくれるんですよ。私たちのものまねをして、耳元で歌ってくれるんです(笑)。すごく好きらしくて。さっしーとかみぃちゃんとか」
――それが映画「ウルトラマンサーガ」の主題歌なんですよね。
「最初は『ウルトラマン』と聞いたときに小さい子が見るものって思ってたんですけど、今の日本に一番合うテーマだと思いました」
――今の日本に合うテーマとは？
「『Lost the way』と同じなんですが、挫折したりあきらめたり希望が見えずらい時代の中で、ウルトラマンの映画が『自分たちを信じていけば必ず勝てる』っていうテーマで、やっぱりウルトラマンはすごいなって本当に思ったんですよ。ストーリーを知ってるはずなのにめっちゃボロボロ泣いちゃって」
――女優といえば昨年は舞台『中野ブロンディーズ』にも出ましたね。
「楽しかったですね。その話をするだけでも楽しくなります。ただ、今までにやった仕事の中でも一番大変でした。普段、お母さんには弱音吐かないんですけど、電話で話した時に弱音を吐いてしまって・・・お母さんが本気でびっくりしてて、サプリめっちゃ送ってきてくれたんですよ(笑)。ですが、負けずに自分を追い詰めていったら途中で演出家さんに『よく頑張ったね』ってほめてもらえたんですよ。そのときから吹っ切れて役に入り込んでやっていけました」
――関西でもやったじゃないですか？ 家族の人は見に来てくれたんですか？
「めっちゃ見に来てくれましたよ。お父さんは『自分の娘じゃないみたい』って。お母さんは『泣いたわ』って。おばあちゃんも見に来てくれて少し親孝行ができました」
――今年はどういう風に頑張っていきたいですか？
「みんなが笑顔になれることを発信していけたらなって思います」
――今までのAKBでの経験は相当いろんな壁を乗り越えられるようになってるはずですよね。
「つらいことは確かにいっぱいあって、その分強くなれてると思うんですよ。今、その強さを発揮する時期なのかなって。ブログで、日々起こった出来事や、自分が思っていることを書くと、ファンの人が実はすごく見てくれてて、『これで明日頑張れます』って言われたときに、なんだかうれしくて」
――それがアイドルができるひとつの大きなことですよね。
「今回のことがあって初めて気づかされました」
彼女たちの被災地支援はこれからも続いていくことは西武ドームの握手会イベントでも発表されたとおりですが、そのメッセージの延長線上にDiVAも「ウルトラマンサーガ」もあるような気がしました。映画も気になるところですが、まずは「ヤングチャンピオン」誌面をチェックしてください。（撮影・取材 岡田）
