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岡井千聖だぞ~:仔犬ダンとほたるの星の共通点

written by スクエアダンス

  Last Updated: 2003/12/18
本記事を無断で複製・転載することを禁じます。
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2003年11月1日、場所は東京・渋谷です。東急百貨店本店からBunkamuraまで、渋谷の街のど真ん中に約100メートルに及ぶ「レッドカーペット」が出現しました。そうです。第16回東京国際映画祭(2003 TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVAL)が開幕しました。

オープニング作品「阿修羅のごとく」で4姉妹を演じた大竹しのぶさん・黒木瞳さん・深津絵里さん・深田恭子さんや母親役の八千草薫さんの艶やかな和服姿、特別招待作品「スカイハイ」主演の釈由美子さん、ニッポン・シネマ・フォーラム部門「ドラッグストア・ガール」主演の田中麗奈さん、他にもジュディ・オングさん、中村福助さん、浅丘ルリ子さんなど錚々たる顔ぶれです。あと、ゴジラ&メカゴジラが仲良く並んで行進していました(笑)。

国際派女優へ第一歩の3人

そして驚くことに、ハロー!プロジェクト・キッズのメンバー3人が同じ「レッドカーペット」を歩いたのです。

コンペティション部門「ほたるの星」の菅原浩志監督、佐久間清子プロデューサー、主演の小澤征悦さん、主題歌・挿入歌の作詞・作曲を担当した「つんく♂」さん、挿入歌を歌った相田翔子さんとともに、ハロプロ・キッズの菅谷梨沙子(センター)、熊井友理奈(右手)、岡井千聖(左手)が普段と違ったドレスで目一杯のおめかしをして歩いていました。[→2003 TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVALのゲスト情報]

「ほたるの星」(監督・脚本:菅原浩志、英語名:Fireflies River of Light)
何度も教職試験に落ちて、やっと小学校の先生になった三輪元(小澤征悦)は、子供達に振り回されている。学校の方針にも親たちの要求にも戸惑うばかり。クラスで誰とも話さない少女・比加里(菅谷梨沙子)とも、交流が図れない。ある日、「ここに蛍が飛んだら綺麗だろうな」という元の何気ないひと言に、子供たちの瞳が輝いた。その日から、元と子供たちの蛍飼育の奮闘が始まった。

この映画を私は11/2(ル・シネマ1)と11/8(オーチャードホール)の2回見たのですが、小澤征悦さん(=昨年(2002年)の紅白歌合戦で白組サポーターをされた方、といえばわかるかな?)と菅谷梨沙子が圧倒的に出演場面が多いです。オーチャードホールには、キッズファンorおりんちゃんファンらしい人(もしかして、あなた?)が前列と2階に陣取っていました。

今回の菅谷梨沙子も、めちゃ可愛いアップや体当たり演技があって、相当おいしいつくりになっていますよ。でも今回のコラムは、菅谷梨沙子と同学年の岡井千聖をクローズアップしたいと思います。

仔犬とほたるの共通点とは?

岡井千聖の映画と言えば、「仔犬ダンの物語」ですよね。

「……えっ? 確か仔犬ダンの主演は嗣永桃子のはずですが?」とキッズファンにとってあまりにも常識の質問をしても仕方ありません。もちろんその通りなんですが、あの映画を思い出してください。

野村千香(清水佐紀)と妹の野村美奈(岡井千聖)・弟の健吾(上原伸之介)の3きょうだいが河原を歩いているときに、段ボール箱に捨てられている仔犬(ダン)を発見しました。美奈は「家に連れて帰りたい」とせがむのですが、千香は団地住まいで動物を飼うことができないからとあきらめさせます。

ここはある意味この映画の重要なシーンになっていますが、岡井千聖はハロプロ・キッズで最年少(当時小2、萩原舞・菅谷梨沙子・鈴木愛理は「ミニモニ。じゃムービー お菓子な大冒険!」に出演のため岡井千聖が最年少となる)にもかかわらず、演技がとてもうまかったことを記憶しています。

そして、今回の「ほたるの星」でも、『川』がキーワードになっています。子どもたちが、幼虫のえさになるカワニナを探したり、孵化した幼虫を川に放流する場面場面で、岡井千聖の演技が光っています。

これ以上はネタバレになるので、控えることにします。11/8の上映会のあとのティーチ・イン(←東京国際映画祭サイト内)の場で菅原浩志監督から話がありましたが、この映画「ほたるの星」は来年(2004年)3月に舞台となった山口県下で先行上映、そして2004年5月「ほたるが見れる頃」に全国ロードショーの予定なので、みなさん楽しみにしてください。

キッズのムードメーカー

岡井千聖にとっては、国際派女優に向けての、とっても小さな第一歩になりましたが、普段のオカールは、とても元気!な女の子です。結構大人っぽくて落ち着きがある子が多いハロプロ・キッズの中では、異彩を放っているというか、ムードメーカー的存在です。

2002年7月28日、東京・代々木第一体育館のハロプロコンサートでファンの前で、初めてあいさつをするハロプロ・キッズ15名。ひときわ目立っていたのは、

「よし! 小2の岡井千聖だぞ~。よろしくです」

そう、岡井ちゃんの言葉で会場は大盛り上がりでした。あとから感想で、「大勢の人がワーと言ってくれるのがうれしかった」と振り返っていますから、結構本番に強いというか、余裕があります。

先日の「ハロー!プロジェクト スポーツフェスティバル2003」(大阪ドーム(2003年11月16日)・東京ドーム(2003年11月22日))では、MIPを獲った須藤茉麻・矢島舞美や、村上愛・徳永千奈美・嗣永桃子などキッズが大活躍しましたが、低学年組では岡井千聖でした。彼女は、ちっちゃいのに足が速いし、とにかく休憩中も動き回っていて元気でした。若いからね(笑)。

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