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紺野あさ美が復帰、ということは……

written by 上木憲文

  Last Updated: 2007/07/21
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2007年1月27日横浜アリーナにおけるファン転落事故がつまずきの始まりで、加護亜依、辻希美、藤本美貴そして飯田圭織と、新聞ネタを提供し続けた半年でした。

そんな中で唯一の明るい話題と言えば、紺野あさ美の復帰でしょう。今回は、珍しく紺野あさ美がらみで書いてみようと思います。

小川麻琴へのアクセス

以前にも書いたことですが、コラムのアクセス数というのは、何かを反映していることが多いものです。

最近、小川麻琴のコラムへのアクセスが、じわっと増えています。紺野あさ美が復帰した以上、「じゃあ、小川はどうしているのだろう」、ということのようです。

ご存知のように、小川麻琴は現在もハロプロメンバーの一員ですから、いつ復帰してもおかしくありません。駒不足の現状を考えれば、小川麻琴には復帰してほしいと思っています。

2人ともスキャンダルとは無縁の卒業でしたから、復帰に対する障害は少ないと思われます。秋にも復帰かなぁ~。紺野と小川の間に、わだかまりがなければ可能だと思います。

というのも、個人的に紺野と小川の関係は、山口百恵と桜田淳子の関係に似ていると思っています。もちろん、紺野=山口、小川=桜田という図式です。ここから先は長くなりますので別の機会に。

前田敦子で思ったこと

前田敦子、小野恵令奈、大島優子の三人が、太田プロダクションの所属になったらしい。こんなに美味しいところばかりを持っていっていいのかぁ。

AKB48のファンは、ハコ押しが主流じゃないはずなので、あっちゃんファンとか、えれぴょんファンは、太田プロに流出するのだろうな。とりあえず、おニャン子と同じ道を、ここまでは歩んでいるわけです。

最近思うのは、前田敦子と紺野あさ美って、私が好きになるくらいだから、どこかが似ているのだろうということ。性格的にも、他人を押しのけて前に前にというタイプではないし、自分の異常な人気にもクールと言うか、少々困惑気味なところも似ている。

まあ、一番似ているのは、歌唱力かもしれないけど……自分の歌唱力を知っているからこそ、前には出たくないのだろう。でも、それが人気の秘密だから、世の中わからないものです。アイドルとは、基本的にそういうものなんですが……。

須藤茉麻のポジション

紺野復帰の大きな理由は、ハロプロのフットサルチーム、GATAS BRILHANTES H.P.のキーパー(ゴレイロといいます)がいないということ。紺野あさ美と辻希美の2人でゴールを守ってきたわけで、辻の妊娠は想定外でしょう。

須藤がサブキーパーになるらしい。体も大きいし、運動神経もいいから適任、というのは確かなのだけど、若干てこ入れというか、ご褒美的な意味合いもある気がする。

紺野人気の中には、キーパー人気が何%か含まれていたわけで、ゴレイロって案外美味しいポジションなのです。

話が難しくなりますが、Berryz工房がうまく機能している最大の功労者は、嗣永桃子でも菅谷梨沙子でもなく、須藤茉麻だと思っています。

もし、須藤茉麻が自分のルックスを(実は、かなりの美形)信じて、Berryz工房のナンバーワンを目指していたら、今頃はユニット自体なくなっていたはずです。ですから、須藤茉麻のゴレイロには、それなりの意味があると思っています。

飯田圭織への仕打ち

紺野を復帰させるくらいだから、駒不足が明らかなハロプロですが、飯田圭織に対する方針は理解できません。というか、少子化対策が叫ばれている時代、国会で追及されても不思議ではないくらい、アジの悪い話です。

飯田圭織は妊娠10週目らしい。一番注意をしなければいけない時期なのですが、休養は9月からとか。

16週を過ぎて安定期に入るまでは、母体をいたわらなければいけないその時期にコンサートに出演させて、安定期に入ってから休養させても意味がない。スタッフに女性がいないらしい。妊婦の2割は、そもそも安定期もないらしいですが……。

まあ、飯田圭織でコンサート代金の払い戻しは絶対にしたくない、というのは分からなくはないですが、一応2人の命が掛かっているのですから……再考すべきでしょう。

吉川友の出番

6月16日品川ステラボールで行われた『ジュンジュン・リンリン握手会』に行ってきました。3回目、つまり19時開演の回です。整理番号は、5052番。

なぜこんなに遅い番号になったのかというと、劇団ゲキハロ第2回公演「寝る子はキュート」を池袋サンシャイン劇場で観ていたからです。

前回の光井愛佳の握手会(コラム「光井愛佳>後藤真希、という理屈」参照)よりは良かった。

応援に来たのが、新垣里沙と道重さゆみということもあって、主賓の2人もそれなりに目立っていたし、握手会も超スムーズ。握手会イベントとしては、合格点を付けられます。

で、観ていて思ったこと。ジュンジュンは売りが弱いし、リンリンはエッグの匂いが強すぎて、モーニング娘。の匂いがしない。これって、案外重要な話で、新垣にしても道重にしても、いい悪いは別にして、娘。の匂いがプンプンします。

更に、ヲタ的な話をすると、ジュンジュンの手の感触は、Berryz工房の夏焼雅に似ています。目をつぶって握手したら、たぶん区別がつかないかも。こんなことを書くと、〔ヲタ重さゆみ〕が実行しそうなので怖いですが……。

モー娘。の匂いと言ったら、吉川友が一番です。ジュンジュン・リンリンよりも遥かにモーニング娘。の匂いがする子です。問題は、エッグからモー娘。というルートがないことです。

話が飛びますが、モーニング娘。の失敗の理由、というものを考えるときが来るとすれば、私は、エッグあるいは、キッズからモー娘。というルートを作らなかったことを挙げたいと思っています。

まあ、吉川派の私が言うことですから、どこまで真実なのかは保障しませんが。

コラム「紺野あさ美・小川麻琴の卒業に寄せて」で、4年後を期待していい(つまり、芸能界に復帰するということ)と書きましたが、1年後に復帰するとは思ってもいませんでした。

あえて言えば、1月28日の横浜アリーナ、「Hello! Project 2007 Winter」に、紺野あさ美がゲスト出演(挨拶だけ)したときの異様な盛り上がりを肌で感じていれば、紺野あさ美待望論に賭けたくなる(商売を考える)のは、分からない話ではありません。

紺野あさ美で商売するのはいいですが、駒不足が解消されたわけではないのですから、まずは駒を揃える努力をすべきだとは思います。

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【満足度】4
【コメント】「ハコ押し」というのは、いわゆるDDや、グループ自体が好きということでしょうか。 「須藤がナンバーワンを目指していたらユニット自体消滅」という理由をできれば分かりやすくお願いします。 リンリンは一応エッグ経由ですね。
【ペンネーム】あつお

「ハコ押し」は、その通りです。
須藤茉麻に関しては、コラム「Berryz工房」の企業秘密で、触れておきました。
初期の段階で、須藤vs嗣永というバトルを回避した事務所が偉いのでしょうが、須藤茉麻を見ていると、「ユニットには、いろんな子がいていい」ということを小学生のうちから学んでいた気がします。
リンリンは、エッグ出身です。エッグ特有の愛想のよさが、体全体から出ています。モー娘。とは、チョット違う気がしますが・・・(上木)

【満足度】 4
【コメント】ぼくとしては、小川麻琴の卒業のほうが想定外でした。
高橋愛と、サブ・リーダーとして残ると思っていたので。
【ペンネーム】鈍太郎