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BON-BON BLANCOブレイクの予感

written by スクエアダンス

  Last Updated:2002/09/26
本記事を無断で複製・転載することを禁じます。
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私は、2001年12月1日のOnline Column - ZONEをチャート予想しました で書いているとおり「チャートバトル」大好き人間ですので、当然毎日のようにシングルチャートの上位は目を通します。

2002年9月15日付のオリコン・デイリーチャート(シングル)で、発売5日目の新曲が16位まで上がって『なるほど、来たな』と思いました。(通常のウィークリーチャートでは、9月23日付で23位初登場)

●「だって、女の子なんだもん!」
  2002年9月11日発売 BON-BON BLANCO 2ndシングル

この女の子5人組、BON-BON BLANCO (ボンボン・ブランコ、略してボンブラ)は、個人的には今年の新人ユニットで最も注目しています。(ソロではもちろんハロプロ・藤本美貴です)

ちなみにデビュー曲は、
●「愛 WANT YOU!!」
  2002年7月17日発売 BON-BON BLANCO デビュー・シングル

学芸会的な発想、でも熱意は本格的

BON-BON BLANCO のユニット名の由来はとても意味深です。スペイン語で、BONBONとは「いけている」という意味で、BLANCOとは「白」、「じゃじゃ馬」といった意味があり、様々な可能性を持った5人の個性が集まり、ひとつの色に染まることなく多彩に塗り替えていくことのできる未知なる原石が、今、 光り輝きはじめます……、詩的ですね~。

あるメディアには、ラテンミュージックとダンス&ホップなどさまざまなジャンルをミックスした情熱を放つ、今注目のガールズ・グループ、と紹介されています。が、早い話、女の子それぞれに別々のラテン楽器を持たせてユニットにしてしまおうというノリが、いかにも安易で学芸会的です。(実は私は、こういう素朴な発想が大好きです)

2002年9月10日のTVK(テレビ神奈川)『SAKU SAKU』にゲスト出演したとき、彼女たちは自分の担当する楽器について、特徴を話しています。

Anna(アンナ、ヴォーカル):楽器はありません。

Izumi(イズミ、楽器はコンガ) 「コンガは、あの、皮が張ってある楽器で、たたいて音を出す楽器です。太鼓みたいな、縦に長くて、一番大きいです。音はポン! ドンドンみたいな」

Tomoyo(トモヨ、楽器はティンバレス) 「小太鼓みたいなやつです。この楽器をやるきっかけは、やってくださいって言われたからです(笑)」

Ruri(ルリ、楽器はボンゴ) 「太鼓でやっぱり手でたたくやつなんですけど、ボンゴは小っちゃい太鼓が2個あって、コンガより音が高いかんじ」

Mako(マコ(ボンブラのリーダー)、楽器はマラカス) 「マラカスは普通のまあるいのが(2個)ボンボンって。シャカシャカいう普通のです。マラカスって難しいですよ」

どの子も見たまんま、付け焼刃な知識しかなく、それぞれの楽器のプロフェッショナルからはほど遠いアマチュアなコメントです。

2002年9月12日放送のNHK BS『真夜中の王国』でも「ボンブラをきっかけに楽器を始めました。キューバの先生についてがんばっています」と話していますので全くの初心者だったんですね(日本人なら当たり前!)。

それでも、本人たちが「毎日2~4時間練習するので夏休みもないんです。汗がすごいし、熱気がムンムンで酸素がなくなっちゃう」というぐらい猛練習の成果もあって、演奏の腕前はかなり本格的に仕上がっています。

なかなか彼女たちはプロ根性あるんだなあと思った人、知らなかったんですか? 知っている人は常識なんですが、実はラテン楽器担当のこの4人は、Nansho Kids(ナンショーキッズ)の現役メンバーです。(そう言っている私も南少=南青山少女歌劇団はほとんど知識がありませんので経歴は省略します。ハロプロなら自信があるんですが……)

中台泉美(コンガ)
松本知世(ティンバレス)
水谷光里(ボンゴ)
桜井真子(マラカス)

アンナにハマってしまう本当の理由

ヴォーカルのAnnaは、実はサントス・アンナです。ミュージカル『Annie(アニー)』で2001年にダフィ役で出演しています。歌のリードボーカルは、さすがに南少では心もとないということで、外部起用になったんでしょうか?

ミュージカルで鍛えられているとはいえ、アンナの歌は低音から高音まで声にボリュームが乗っていて魅力タップリです。私なら、毒舌ですが、「中島美嘉の歌唱力はごく普通。アンナのボーカルはハンパじゃないぐらいもの凄い!! 」と言わさせていただきます。

以上いろいろ書きましたが、私がBON-BON BLANCOに注目している一番の理由は、実は単純明快なんです。

私は昔(SPEED結成のずっと前、あるジュニア歌番組)からの島袋寛子(現hiro)ファンですが、そんな私から見ても、アンナは今までの誰よりもhiroちゃんに似ていて、やっぱりというか、かなりハマります。21世紀になった今でも、南少ファンよりhiroちゃんファンの方がずっと多いと思えるので、ボンブラはセールス的にも爆発しておかしくないんです。BON-BON BLANCOは絶対売れますよ(断言)。

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