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インディーズ時代のZONE

written by スクエアダンス

  Updated:2001/12/28
本記事を無断で複製・転載することを禁じます。
copyright(c)2001-2022 Scramble-Egg Inc.

前回のコラムで、「ZONE」はますます歌謡教室ユニットの匂いが強くなった、と書きました。

私は北海道に住んでいるわけではなく、もちろんデビュー前のZONEを見たことはありません。それでも永年スクランブルエッグのスタッフをやって、数多くの歌謡教室の発表会を見ていますから、明らかにこの子たちはその系統だと直感できるんです。

「HEY HEY HEY」で、4年前に「おまえらは明日からZONEだ」と無理やりユニットにさせられたという4人の話があまりにリアルなので、昔のZONEを調べることにしました。年齢的にもTAKAYOとMIYUは3年違う(当時)小学生ですから、お友達バンドのはずがありません。

北海道発タレント情報ページを発見

minaさんという方が、北海道発のタレントや札幌のタレント養成スクールを中心に、Webで貴重な情報提供をされています。Soul Tiger(関西では結構注目の新人ユニット)の虎南有香の写真をトップページに使っているディープなセンスの良さから察すると、このminaさんはただ者ではありません。ぜひ北海道でお会いして細かく取材したい方です。

このminaさん情報によると、ZONEは、

札幌のタレント養成スクールのスタジオ・ランタイムにて誕生した、TAKAYO /MIYU / MIZUHO / MAIKO の4人組。1997年6月の結成以来、ダンス&ボーカルユニットとして札幌を中心に北海道内各地のイベントやTV・ラジオ・雑誌に登場してきました。当初、ZONEはTAKAYOとダンサー7名の8人からなるユニットだったそうです。その後6名、そして4名とメンバーが絞り込まれ現在へと至っているとか……。

となっています。4年前にZONE結成は本当だったんですね。

またminaさんが足で稼いだイベントレポートは、プレデビューアイドル大好き人間(私もそうです)には、たまらない内容です。

一例を挙げると大越貴代が「secret base」(この曲名見覚えありますよね!)をソロで歌ったが、この曲は先日の栗沢のイベントでは、smAsh合格組の一人・金澤麗奈ちゃんが歌っていた曲だった、とか。一体この意味を正確に理解できる人が、日本中に何人いるんだろうと思ってしまいます。内容の深さと難解度は、スクランブルエッグに匹敵しますね(笑)。

やっぱりMIYUは凄かった

私は「世界のほんの片隅から」で、MIYUちゃんの歌の表現力に魅せられてしまいました。中1の歌でこれほど感動したのは、島袋寛子(当時SPEEDのメンバー)以来です。

minaさんイベントレポートでは、

長瀬実夕はダンサーと共にソロで登場、black & silverの衣装と落ち着いた歌声がカッコ良すぎて、今更ながら小学生とは思えません。

とあります。

やっぱり凄い小学生だったんですね。でも当時からZONEのステージを見続けている人にとっては、今の活躍も「当然ですよ」ってサラリと自慢げに言ってしまうんでしょうか。

インディーズ時代のZONEのCDを発見

ある店でインディーズ時代のZONEのCD(マキシシングル)を見つけたので、買ってきました。

タイトルは「believe in love」(1999年12月18日発売)

キャッチフレーズは『札幌発!! 平均年齢12.5才!! 超ウルトラチビッコポップグループ出現!!』。超ウルトラチビッコはおおげさですが、雰囲気は伝わってきます。

CDジャケットの裏面は、メンバーの簡単なプロフィールが載っています。
大越貴代 Takayo Okoshi Birth/1985. 6.13
長瀬実夕 Miyu Nagase Birth/1988. 5.20
斉藤瑞穂 Mizuho Saito Birth/1986.12.12
栄 舞子 Maiko Sakae Birth/1986. 7.24

4人全員がVocal&Danceとなっていて、当時からダンスユニットだということがわかります。新曲でバンドルの割にはダンスがうまいなと思った人は、謎が解けましたね。

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